ネッタイスズラン 熱帯鈴蘭

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Flora of Mikawa

ホルトノキ科 Elaeocarpaceae ホルトノキ属

別 名 エラエオカルプス・グランディス
英 名 Mala , fairy petticoat , fringe bells,lily of the valley tree , blue olive berry
学 名 Elaeocarpus grandiflorus Sm.
ネッタイスズランの花序
ネッタイスズランの蕾
ネッタイスズランの花
ネッタイスズランの花2
ネッタイスズランの幹
ネッタイスズラン
ネッタイスズランの花3
ネッタイスズランの若芽
ネッタイスズランの葉表
ネッタイスズランの葉裏
花 期 6~7月
高 さ 15~20(25)m
生活型 常緑高木
生育場所 栽培種
分 布 外来種 マレーシア、インドネシア、カンボジア、ジャワ、ラオス、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム原産
撮 影 西尾市 21.8.4
ネッタイスズランはホルトノキ科ホルトノキ属の栽培種。高木であるが鉢植えで栽培され、関東以南の暖地では街路樹や庭植えにも利用される。
 常緑高木、高さ15~20(25)m。幹は直立、基部に支持根をつける。小枝は無毛、太さ2.5~5㎜。托葉はしばしば丈夫で、光沢があり、長さ約1~2mm。若葉は赤色を帯び、成葉は緑色、落ちる前に赤色になる。葉は小枝の先に密~疎に集まり、互生し、単葉、披針形、鋸歯縁、先は尖鋭形、基部はくさび形。枝先に多数の花を生じる。花は葉の落ちた葉痕から生じ、不分枝の長さ3~9㎝の総状花序に束生し、下向きに垂れ下がる。花は5数性。咢片は赤ピンク色、杯形、花弁や雄しべと同時に落ちる。花弁は白色~クリーム白色、下部1/3が狭くなるが爪部は無く、縁がフリンジ状。雄しべは綿毛がある。子房は楕円形、上位。果実は核果、緑色、楕円形、長さ約3㎝、硬くて粗い核(種子)を含み、細い長くて曲がった刺をもつ。花期は6~7月。