ナルコユリ  鳴子百合
[英名] dwarf Solomon's seal
[学名] Polygonatum falcatum A. Gray.
キジカクシ科 Asparagaceae  アマドコロ属
三河の植物観察
ナルコユリの花
ナルコユリの葉
ナルコユリ
 和名の由来は花が鳴子に似ていることから。キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。
 地下茎は節間が狭く、肉質で太く、しばしば塊状となる。茎は稜がなく、円柱形、アーチ状に斜上し、先が垂れ下がる。葉は互生し、垂れ下がってつき、長さ8~15㎝、幅1~2.5㎝の披針形。葉裏は白色を帯び、脈上には細突起があり、ざらつく。花は葉腋につき、細い花柄が3~5分岐し、1~5個ずつ垂れ下がってつく。花被は緑白色、長さ19~22㎜、合着して筒形、先が浅く6裂して緑色を帯びる。雄しべは6個。花糸は無毛。液果は直径7~10㎜、黒色に熟す。種子は長さ約3㎜。2n=18, 20
 オオナルコユリ Polygonatum macranthum は日本、朝鮮に分布し、全体に大型。葉は長さ6~20㎝、幅2.5~3.5㎝。茎は円柱形。花が長さ25~38㎜の漏斗状鐘形で花の先が開く。雄しべの花糸の基部に細かい突起がある。
 アマドコロ Polygonatum odoratum は茎に6稜がある。葉幅が広く、花が1~2個ずつ垂れ下がる。
[花期] 5~6月
[草丈] 50~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 林内、林縁
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮
[撮影] 足助町    02.5.30
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