ナガボノアカワレモコウとナガボノシロワレモコウを区別せず、広義にナガボノワレモコウ Sanguisorba tenuifolia Fisch.
ex Linkとする説もある。ナガボノアカワレモコウを区別する場合は基準変種 var. tenuifolia 又はvar. purpurea
とする。
葉は多数の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は長さ3~8㎝の披針形、縁に鋭い鋸歯がある。穂状花序は長さ2~7㎝の円柱形。花は萼が紅紫色。萼片は4個。雄しべは4個、萼片より長く突き出、花糸の白色が目立つ。花は花序の先から順次咲く。
関東以北で見られる白花をナガボノシロワレモコウ、関東以西で見られる白花をコバナワレモコウと分けることもある。
ワレモコウは穂状花序が短く、雄しべが萼片より短い。