和名は
シカクイに似て、茎の断面が三角形であることに由来する。三角の四角藺の意である。シカクイの品種として分類されている。
短い匍枝を出し、株は叢生する。茎は断面が鋭三角形。茎頂に1個の小穂をつけ、小穂は長さ8~17㎜。鱗片は長さ3~4㎜、先端が円頭。痩果は長さが1.2~1.5㎜。
刺針状花被片は長さが果実の約1.5倍、下向きの小刺毛が密生する。
シカクイは匍枝を出さず、茎の断面が四角形、鱗片の先がやや尖り、鈍頭。北海道のものは別系統の可能性もあると指摘されている。
ヤマイは小穂の基部に苞がある。