ミナトマツヨイグサ  港待宵草
[別名] ハマベマツヨイグサ
[英名] small-flower evening-primrose
[学名] Oenothera indecora Cambess.
Oenothera humifusa auct. non Nutt.
アカバナ科 Onagraceae  マツヨイグサ属
三河の植物観察
ミナトマツヨイグサ花
ミナトマツヨイグサ花2
ミナトマツヨイグサしぼみ
ミナトマツヨイグサ果実
ミナトマツヨイグサ果実の中
ミナトマツヨイグサ
ミナトマツヨイグサの葉表
ミナトマツヨイグサの葉裏
ミナトマツヨイグサの大きな葉
ミナトマツヨイグサの種子
 三河の海岸近くで見られる黄色い花のマツヨイグサの仲間のうち花が最も小さい。葉も短い割りに、草丈が高いので、全体に細い感じがする。海岸に近い道路の中央分離帯などでよく見られる。花の時期はマツヨイグサと同時期の春で、他のマツヨイグサの仲間より花が早く終わってしまう。
 ミナトマツヨイグサは北アメリカ原産のOenothera humifusa Nutt.とされていたことがあるが、これは間違いであり、南アメリカ原産のOenothera indecora Cambess.である。アフリカ、オーストラリア、ヨーロッパへの帰化が知られている。
 Oenothera indecora は1年草であり、直立し、基部のロゼットは花期にはない。根生葉は5~7㎝、幅5~13㎜の狭倒披針形、無柄。茎葉は長さ1.5~5㎝、幅3~10㎜の狭惰円形~披針形、ほぼ無柄。縁は不規則に歯があり、波打つ。花托筒(下位の子房と萼片との間の柄のように見える部分)は長さ5~15㎜。萼片は長さ約10㎜。花弁は長さ6~10㎜、黄色、時間が経つと赤色を帯びる。果実は長さ20~30㎜、幅2~3㎜の円筒形、軟毛があり、4列に種子が入り、熟すと先が4裂する。種子は長さ1.2~1.5㎜の不定形。
 これに対し、Oenothera humifusa はseabeach evening primroseと呼ばれ、 多年草で、茎が横に這いマット状になり、先が立ち上がる。葉は長さ1~4㎝の楕円状披針形~倒披針形、縁は波状鋸歯~羽状中裂。花の直径は1~2㎝。花弁は黄色、しぼむと赤色を帯びる。
[花期] 4~5月
[草丈] 15~60cm
[生活型] 1年草
[生育場所] 海岸、砂地、空地、草地
[分布] 帰化種 南アメリカ(ブラジル、アルゼンチン)原産
[撮影] 蒲郡市竹島町  04.5.7
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