マンサク  満作
[英名] Japanese witch hazel
[学名] Hamamelis japonica Sieb. et Zucc.
マンサク科  Hamamelidaceae   マンサク属
三河の植物観察
マンサクの花序
マンサクの花
マンサクの花拡大
マンサク葉裏の星状毛
マンサクの幹
マンサク
マンサク葉
 和名の由来は山で最初に咲くので「まず咲く」ことから転じたとされている。花がきれいなだけでなく、よい香りがする。
 葉は互生し、長さ5~11㎝の菱形状卵形、両面に星状毛が散生する。鋸歯は粗い波状の歯牙で、菱形の基部は波が低くなる。葉脈は裏面に浮き出る。花は束状につき、両性の黄色の4弁花。花弁は長さ1~1.5㎝のややちぢれたリボン状の線形。萼片も4個、卵形、暗紫色。蒴果は直径約1㎝の卵状球形、褐色の短毛が密生し、種子を2個入れる。種子は長さ7~9㎜の長楕円形、光沢のある黒色。2n=24。
 最近、豊田市でもマンサクの枯死が多いと聞いていたが、幸田町の健康の道のマンサクも枯れてしまったようである。マンサクの枯死があるところではアカマツの枯死も多い。右の花の写真は栽培品である。
 マルバマンサク var. discolor は日本海側に自生し、葉先が円形、葉裏の脈上以外は無毛。アカバナマンサクはマルバマンサクの花弁が赤いものであり、花弁の基部だけが赤くなるものをニシキマンサクという。
 シナマンサク Hamamelis mollis (金缕梅 jin lu mei jin lu mei) は花期が早く1月から花が見られる。枯れ葉が花の時期に残っていることもある。葉の歯牙が細かく、葉裏と葉柄に綿毛が密生する。
 トキワマンサク Loropetalum chinense は常緑で、葉が全縁。花が赤いのは中国原産のベニバナトキワマンサク
[花期] 2~3月
[樹高] 5~6m
[生活型] 落葉小高木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種(日本固有種)  本州、四国、九州の太平洋岸
[撮影] 幸田町  04.2.28
TOP Back