トキワマンサク  常葉満作
[中国名] 继木 ji mu
[英 名] Chinese fringe-flower
[学 名] Loropetalum chinense (R. Brown) Oliver var. chinense
マンサク科  Hamamelidaceae   トキワマンサク属
三河の植物観察
トキワマンサクの花
トキワマンサクの萼
トキワマンサク若葉
トキワマンサクの幹
トキワマンサク
トキワマンサク葉表
トキワマンサク葉裏
 日本、中国、インドに分布する。日本の自生は少なく、静岡県湖西市神座地区、伊勢神宮、熊本県荒尾市の3箇所が知られているだけであり、栽培されているものは多い。
 葉は長さ 2~6.5㎝、幅1~3㎝の卵形~惰円形、全縁、質が厚く、若いときは葉裏に星状毛があり、基部は円形~楔形、先は尖る。側脈は4~8対。葉柄は0.2~0.5㎝、星状毛がある。枝先に3~16個の花をつける。花は葉が展開する前に開花する。苞や花柄に星状毛がある。萼片は長さ2~3㎜。花弁は4(6)個、白色~淡黄色、長さ1~2㎝、先は鈍形~円形。雄しべは4~5個、花糸は長さ0.4~0.5㎜。葯は長さ0.5~0.6㎜の卵形。雄しべに対生して仮雄しべがある。子房下位。子房には星状毛がある。果実は長さ7~8㎜、幅6~7㎜、卵形~倒卵状球形、褐色の星状毛がある。種子は長さ4~7㎜、幅3.5~4㎜、卵状球形~惰円形。
 ベニバナトキワマンサク var. rubrum は中国南部原産の赤花の変種。花弁が赤紫色~赤色。中国で広く栽培され、日本でもよく栽培されている。
 マンサク Hamamelis japonica は日本固有種。花が黄色、開花が2~3月。萼片が暗紫色。
 マルバマンサク var. discolor は日本海側に自生し、葉先が円形、葉裏の脈上以外は無毛。アカバナマンサクはマルバマンサクの花弁が赤いものであり、花弁の基部だけが赤くなるものをニシキマンサクという。
 シナマンサク Hamamelis mollis (金缕梅 jin lu mei jin lu mei) は花期が早く1月から花が見られる。枯れ葉が花の時期に残っていることもある。葉の歯牙が細かく、葉裏と葉柄に綿毛が密生する。
[花期] 4月中旬~4月下旬
[樹高] 1~3m
[生活型] 常緑小高木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種 本州、九州、中国、インド
[撮影] 静岡県  15.4.11(栽培品)
TOP Back