クモキリソウ  雲切草
[学名] Liparis kumokiri F.Maek.
ラン科 Orchidaceae  クモキリソウ属
三河の植物観察
クモキリソウの花序
クモキリソウの花
クモキリソウの花2
クモキリソウ葉縁
クモキリソウ
クモキリソウ葉
 偽球茎は卵形、普通、葉が2個つく。葉は長さ5~12㎝、幅2.5~5㎝の卵状楕円形、縁は細かく波打つ。総状花序に5~15個の花をつける。花は淡緑色、まれに淡紫褐色~黒褐色。萼片は長さ6~7㎜、内巻きして細い。側花弁2個は長さ6~7㎜の狭線形。唇弁は長さ5~6㎜、幅が広く、先が巻き込む。蕊柱は長さ約3㎜、上端に狭い翼がある。2n=30
 ジガバチソウ Liparis krameri は葉の根元があまり立ち上がらなく、葉に網状の脈が見える。唇弁の幅も狭い。
 コクラン Liparis nervosa は世界に広く分布し、唇弁が長さ6~6.5㎜、幅4.5~5㎜、暗紫色、中央が凹み、反り返る。
 スズムシソウLiparis makinoana は日本、朝鮮、ロシアに分布し、唇弁が長さ12~18㎜と大きく、幅も広く、先が巻き込まない。台湾に分布するLiparis elongataは中国名は宝岛羊耳蒜(bao dao yang er suan) といいスズムシソウと同一ではないかともいわれている。
 セイタカスズムシソウ Liparis campylostalix Reichb= Liparis japonica は日本、朝鮮、中国、ロシアに分布し、スズムシソウに似て、草丈が高い。唇弁は長さ5~6㎜、幅3~3.5㎜、の先が巻き込まない。中国名は羊耳蒜(yang er suan) 。
[花期] 6~8月
[草丈] 10~20㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 林内
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、ロシア
[撮影] 津具村木地師住居跡  03.7.5
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