コウボウムギ弘法麦
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
別 名 | フデクサ 筆草 |
中国名 | 筛草 shai cao |
英 名 | Asiatic sand sedge, Japanese sedge |
学 名 | Carex kobomugi Ohwi |
花 期 | 4~7月 |
高 さ | 10~20㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 海岸の砂地 |
分 布 | 在来種 北海道(西南部)、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア |
撮 影 | 渥美町 05.4.24 |
海岸の砂浜で普通に見られ、北アメリカに帰化している。
全体に硬くて強い。根茎は太く、長く伸びる。茎は鈍い3稜形で、1綾だけがざらつき、硬い。葉は幅約5㎜の線形。茎の先に長さ約5㎝の卵形~長楕円形の太い筆のような花序をつける。雌雄異株まれに雌雄同株。雄花序の方が雌花序より細い。雌の鱗片は縁が淡黄色の緑色で、先が尖る。果胞は長さ約1㎝、先に長い嘴があり、縁に狭い翼があり、翼の縁に鋸歯がある。果胞の表面は硬く、果胞の内側には硬質発砲ウレタン樹脂のような層があり、中の痩果は小さく、ツルナの果実のように海流散布されることを推測させる。痩果は長さ約6㎜、柱基は宿存する。柱頭は3岐。2n=84
全体に硬くて強い。根茎は太く、長く伸びる。茎は鈍い3稜形で、1綾だけがざらつき、硬い。葉は幅約5㎜の線形。茎の先に長さ約5㎝の卵形~長楕円形の太い筆のような花序をつける。雌雄異株まれに雌雄同株。雄花序の方が雌花序より細い。雌の鱗片は縁が淡黄色の緑色で、先が尖る。果胞は長さ約1㎝、先に長い嘴があり、縁に狭い翼があり、翼の縁に鋸歯がある。果胞の表面は硬く、果胞の内側には硬質発砲ウレタン樹脂のような層があり、中の痩果は小さく、ツルナの果実のように海流散布されることを推測させる。痩果は長さ約6㎜、柱基は宿存する。柱頭は3岐。2n=84