ベニバナサルビア・コーラルニンフ

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae アキギリ属

別 名 サルビアコクネシア・コーラルニンフ
中国名 一串粉唇 yi chuan fen chun
英 名 coral nymph salvia
学 名 Salvia coccinea 'Coral Nymph'
コーラルニンフの花序
コーラルニンフの花
コーラルニンフの果実
コーラルニンフの茎
コーラルニンフの基部
コーラルニンフ
コーラルニンフの花横
コーラルニンフの小堅果
コーラルニンフの葉
花 期 4~6月
高 さ 30~70㎝
生活型 1年草又は2年草
生育場所 栽培種
分 布 帰化種  北アメリカ、中央アメリカ原産
撮 影 豊橋市  16.5.19
ベニバナサルビア(コクシネア)系統の園芸品種。コーラルニンフ Coral Nymph は花冠筒部が白色、下唇が珊瑚色(コーラルレッド)~peachy-pink。
 ベニバナサルビア Salvia coccinea は北アメリカ(サウスカロライナ州~フロリダ州、テキサス州)、中央アメリカ(メキシコ、 西インド諸島)原産。英名は scarlet sage , Texas sage , tropical sage , wild salvia。サルビア(ヒゴロモソウ)に似て赤花、ベニバナサルビア、サルビアのどちらもscarlet sageと呼ばれる。
 1年草又は2年草。茎は直立し、高さ70㎝以下、下向きの灰色の長軟毛が多い。葉柄は長さ0.5~2㎝。葉身は卵形~三角状卵形、長さ2~5㎝、幅1.5~4㎝。葉裏は灰色の短い綿毛があり、基部は心形~類切形、縁は鋸歯縁~鈍鋸歯縁、葉先は鋭形。花序は下向きの細かい白色の軟毛が密にある。茎頂の隙間の広い総状花序に4~多数の花が輪生する。 苞は卵形、花柄より長く、縁毛がある。花柄は長さ2~3㎜。萼は筒状鐘形、長さ7~9㎜、細かい軟毛があり、微軟毛があり、黄色の腺毛が混じる。上唇は長さ約2.5㎜、幅約3㎜、縁毛があり、先は微突形。下唇は上唇と長さが近く、深く、2歯がある。花冠は筒状(tubular)スカーレット又は濃赤色、長さ2~2.3㎝、軟毛がある。筒部は長さ約1.6㎝。 上唇は下唇より短い。下唇は長さ約7㎜、幅約8.5㎜。雄しべは長く突き出る。花糸は長さ約4㎜、細い。小堅果は黄褐色、黒色の斑点があり、倒卵形、長さ1.5~2.5㎜。
品種)'Alba' , 'Brenthurst' , 'Bicolor' , 'Coconut Ice' , 'Coral Nymph' , 'DAnsalcin1' (PBR) , 'Dansalcin5' , 'Elstead Crimson' , 'Forest Fire' , 'Hummingbird' , 'Lactea' , 'Lady in Red' , 'Lavender Form' , 'Lavender Sprite' , 'Pseudococcinea' , Sallynia™ Salmon , 'Snow Nymph' , Summer Jewel™ Lavender , Summer Jewel™ Pink , Summer Jewel™ Red , Summer Jewel™ White , 'Yucatan' , 'Tavistock' , 'Vermilion' , 'White Nymph'