キキョウソウ  桔梗草
[別名] ダンダンギキョウ
[中国名] 穿叶异檐花 chuan ye yi yan hua
[英名] common venus' looking-glass
[学名] Triodanis perfoliata Nieuwl.
キキョウ科 Campanulaceae  キキョウソウ属
三河の植物観察
キキョウソウの蕾
キキョウソウの雄性期の花
キキョウソウの雌性期の花
キキョウソウの果実
キキョウソウの果実
キキョウソ茎下部の葉裏
キキョウソ茎下部の閉鎖花の果実
キキョウソウ
キキョウソウ萼片
キキョウソウ茎中部につく葉
キキョウソウの種子
 1940年代に東京で最初に確認され、現在では東北以南に広く帰化し、道端でよく見かけられる。
 茎は明瞭な稜があり、稜に下向きの毛があり、基部で分枝して直立する。茎、葉、萼など全体に白毛がある。葉は互生し、縁に粗い鋸歯がある。茎の中部以上につく葉は長さ約1.5㎝、惰円形心脚、無柄で、基部は茎を抱く。茎の下部の葉は、取れやすく見られないことが多く、広披針形~円形、短い葉柄があり、基部が茎を抱かない。花冠は5深裂し、直径1.5~1.8㎝の紫色、外面の脈上に粗毛がある。雄しべ5個、花糸は短く、長さ約1㎜、葯は線形、長さ約2㎜。雄しべ先熟で、雄性期には花柱は棍棒形、有毛、花粉がつく。花粉が出終わった雌性期に柱頭は3裂する。萼は先が3~5裂し、先が尖る。花は葉腋に1~3個つき、茎の中部以下では閉鎖花となり、萼裂片が3~4個と少ない。子房下位。蒴果は円筒形、熟すと中央部に孔が開き、種子が落ちる。花時に子房の側面に孔となる部分の薄い壁が見える。種子は長さ約0.5㎜、褐色、扁平な惰円形。2n=56
 ヒナキキョウソウ Triodanis biflora も北アメリカ原産。全体に小形。葉は長さが幅より長く、卵形、鋸歯が浅く、基部は茎を抱かない。花は上部にだけ、1(2)個つき、花冠が直径1~1.3㎝。蒴果の孔はやや上側につく。
 ヒナギキョウ Wahlenbergia marginata は在来種。早く咲き始めて花期が長く、草丈が低く、茎頂の長い花茎の先に花が1個ずつつく。蒴果は熟すと、上部が3裂する。
[花期] 5~7月
[草丈] 30~80㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 乾いた向陽地、道端
[分布] 帰化種   北アメリカ原産
[撮影] 幡豆町 02.6.2
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