カザンデマリ  花山手毬
[別名] ピラカンサ、ヒマラヤトキワサンザシ、インドトキワサンザシ
[中国名] 细圆齿火棘 xi yuan chi huo ji
[英名] Himalayan firethorn, Nepal fire-thorn
[学名] Pyracantha crenulata (D.Don) M.Roem.
バラ科 Rosaceae  トキワサンザシ属
三河の植物観察
カザンデマリの果実
カザンデマリの葉
カザンデマリの果実
カザンデマリの果柄
カザンデマリ幹
カザンデマリ
カザンデマリ種子
カザンデマリ葉表
カザンデマリ葉裏
 タチバナモドキ、カザンデマリ、トキワサンザシを総称してピラカンサと呼ばれている。庭によく植えられており、逸出したものが見られる。世界に広く帰化し問題になっている。南アフリカでは橙色の果実、オーストラリアでは暗赤色の果実のものなど種類も多い。写真のものは葉幅が狭く、葉の中央で最も幅が広いためカザンデマリとした。果実の色も濃い。
 枝は暗褐色、刺があり、はじめ褐色の毛があり、後に無毛。葉柄は長さ3~6㎜、無毛。葉は長さ2~7㎝、幅.8~18㎜の惰円形~倒披針形、幅がやや狭く、先は鋭頭~鈍頭、両面とも無毛、小さい鈍鋸歯縁。直径3~5㎝の散形花序に花が多数つく。花柄は初期に褐色の毛がある。小花柄は長さ4~10㎜、無毛。花は直径6~9㎜。花托筒は鐘形、無毛。萼片は長さ1~1.2㎜、三角形、無毛。花弁は長さ4~5㎜、幅3~4㎜。雄しべ20個、花糸は長さ2~3㎜。ナシ状果は橙黄色~橙赤色、直径3~8㎜のほぼ球形、萼片が残る。種子は5個入り、長さ約3㎜、黒褐色。
 トキワサンザシ Pyracantha coccinea はヨーロッパ南部~西アジア原産。英名 pyracanth, buisson ardent, firethorn。樹幹は直立する。枝に刺があり、褐色の毛があり、後に無毛。葉は互生し、長さ2~4㎝、幅8~25㎜の長楕円形~卵形~倒披針形、無毛、縁に低い鋸歯がある。花柄には褐色の毛があり、花が多数つく。花は直径約10㎜、白色の5弁花。雄しべ20個。果実は幅5~8㎜の扁球形のナシ状果、鮮やかな赤色又は橙色
 タチバナモドキ Pyracantha angustifolia 別名ホソバノトキワサンザシ。中国原産、中国名は窄叶火棘(zhai ye huo ji) 。英名は orange firethorn, yellow firethorn 葉は鋸歯が少なく、ほとんど全縁。葉裏は灰色の綿毛が密生する。花期は4~5月頃、果実は直径5~8㎜、11月頃、橙色に熟す。 
[花期] 4~5月
[樹高] 2~5m
[生活型] 常緑低木
[生育場所] 花畑、庭、道端
[分布] 帰化種 中国、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー原産
[撮影] 幸田町  13.11.30
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