カセンソウ  歌仙草
[中国名] 柳叶旋覆花 liu ye xuan fu hua
[学名] Inula salicina L. var. asiatica Kitam.
Inula salicina L. subsp. asiatica (Kitam.) Kitag.
Inula salicina auct. non L.
キク科 Asteraceae  オグルマ属
三河の植物観察
カセンソウ花
カセンソウ蕾
カセンソウ花後
カセンソウ冠毛
カセンソウ茎と葉の基部
カセンソウ
カセンソウ痩果
カセンソウ冠毛を取った痩果
カセンソウの葉
カセンソウの葉裏
 基準変種 var. salicina はヨーロッパなどに分布し、茎に毛が少ない。ただし、変種や亜種に分けない見解もある。
 地下茎で横に広がる。茎は細くて硬く、やや密に毛が生え、葉が密につき、間隔は1~2.5㎝、直立し、上部で枝分かれする。根生葉は長さ2~6㎝、幅5~15(30)㎜の被針形、花期には無い。茎葉は互生し、無柄、長さ(3)5~8㎝、幅1~2㎝の広楕円形~披針形、先は尖り、基部は茎を抱く。葉は洋紙質、やや硬く、縁には小歯牙がある。葉裏は葉脈がはっきり隆起し、無毛~有毛。頭花は枝先に1個ずつ上向きにつき、直径3.5~4㎝。総苞より下部に葉状の苞が多数、取り囲んでつく。総苞は直径10~15(20)㎜の半球形。総苞片は4~5列、ほぼ同長。外総苞片は長さ 5~7㎜、幅1.5~2.5㎜、披針形~へら状楕円形、先が鋭頭~鈍頭。内総苞片は紫褐色を帯びる。周辺花(舌状花)は35~70個。小舌は長さ10~15㎜。痩果は長さ1.5~2㎜、無毛、褐色~暗褐色。冠毛は長さ7~8㎜、褐色を帯びる。2n=16。
 オグルマは湿った草地に生え、葉の質が薄く、総苞片が細く、先が尖る。小舌が長さ16~19㎜と長い。痩果が長さ約1㎜、有毛。冠毛は長さ約5㎜。
 オグルマとホソバオグルマの自然交雑種と考えられているサクラオグルマは、葉の幅がやや狭く、基部はわずかに茎を抱く程度。総苞片が細く、先が尖る。
[花期] 6~9月
[草丈] 20~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりのよい水路の土手などの草地
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア、モンゴル
[撮影] 豊橋市  14.6.24(花)
       14.7.18(果実の初期)
TOP Back