カラスムギ  烏麦
[別名] チャヒキグサ
[中国名] 光稃野燕麦 guang fu ye yan mai
[英名] wild oats
[学名] Avena fatua L.
Avena fatua L. var. glabrata Peterm.
イネ科 Poaceae  カラスムギ属
三河の植物観察
カラスムギ小穂
カラスムギ小花
カラスムギ果実
カラスムギ花後の苞穎
カラスムギ
カラスムギ小穂
カラスムギ3小花
カラスムギ小穂
 麦とともに古く、輸入されたものと考えられ、史前帰化植物とされている。和名は食用にならず、カラスが食べる麦という意から。茎は直立して、叢生する。葉は無毛、長さ10~20㎝、幅0.7~1.5㎝。花序はまばらな円錐状で、長さ10~20㎝。葉舌は鈍形で、縁が細裂する。小穂は長さ20~25㎜で、2~3個の小花からなる。苞頴は長さ20~23㎜。護穎は黄褐色~暗褐色、長毛があり、 芒を護穎の背面につける。小穂から小花の数だけ芒が長く突き出る。芒は中間で曲がり、下半分が黒褐色で、捻じれ、上半分は黄色。果実は長さ約7㎜の長楕円形、淡黄褐色の毛が密生する。2n=42
 護穎に長毛のないものはコカラスムギ var. glabrata というが、毛の量は個体差であり、分類しないのが普通である。
 マカラスムギは全体に大きく、葉の幅も広く、小穂から突き出る芒は1本。護頴は黄緑色、長毛がなく、基毛もない場合がある。
 ミナトカラスムギは護穎が黄緑色、先が2深裂し、芒状になり、短毛があるだけで長毛も基毛もない。
 オニカラスムギは小穂が長さ約4㎝と大きい。護頴が黄褐色、先が芒状になり、基毛がある。また、葉舌が細裂しない。
[花期] 5~7月
[草丈] 60~100㎝
[生活型] 1・2年草
[生育場所] 道端、河川の土手、荒地
[分布] 帰化種  ヨーロッパ、西アジア原産
[撮影] 蒲郡市西浦町   02.4.29
TOP Back