イガガヤツリ  毬蚊帳吊
[中国名] 多枝扁莎 duo zhi bian suo
[英名] manyspike flatsedge, bunchy flat sedge
[学名] Cyperus polystachyos Rottb.
Pycreus polystachyos (Rottboll) P. Beauvois
カヤツリグサ科 Cyperaceae  カヤツリグサ属
三河の植物観察
イガガヤツリの花穂
イガガヤツリ鱗片
イガガヤツリ果実拡大
イガガヤツリ
イガガヤツリ小穂
イガガヤツリ果実
 和名は花序が「栗のいが」のように見えることに由来する。 畦などやや湿った場所に生えることが多いが、潮風にも強く、乾いた海岸の砂地でも見られる。世界に広く分布している。
 茎は硬くやや根が横に這い、叢生する。葉は幅2~3㎜、長さは花茎の2/3長以下。茎は硬く、苞葉は4~6個。花序は赤褐色の小穂が密集して「栗のイガ」のように球形になる。やや長い花序枝があるものも多い。小穂は長さ1~2.5㎝、幅約1.5㎜の扁平な線状披針形で、先が尖り、小花が2列に15~40個並ぶ。鱗片は長さ約2㎜の倒卵形、光沢があり、黄褐色~赤褐色で、中肋が緑色、2折れする。果実はやや厚いレンズ形、長さ約1㎜の長倒卵形で、表面に細かい格子紋がある。熟すと褐色~黒褐色になる。柱頭は2岐。雄しべは2個。2n=106
[花期] 8~10月
[草丈] 10~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 畦、海岸近くの砂地、草地
[分布] 在来種  本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリア
[撮影] 豊橋市 06.9.10
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