イボタノキ  水蝋の木
[中国名]

东亚女贞 dong ya nu zhen

[英名] border privet
[学名] Ligustrum obtusifolium Sieb. et Zucc.
Ligustrum obtusifolium Siebold et Zucc. subsp. microphyllum (Nakai) P.S.Green
Ligustrum obtusifolium Siebold et Zucc. subsp. obtusifolium
モクセイ科 Oleaceae  イボタノキ属
三河の植物観察
イボタノキ花序
イボタノキ花
イボタノキ萼
イボタノキ種子
イボタノキ葉裏の腺点
イボタノキ幹
イボタノキ
イボタノキ果実
イボタノキ葉表
イボタノキ葉裏
 暖かいところでは落葉しないこともある。幹は灰白色~灰褐色、円い皮目がある。葉は対生し、葉柄は長さ1~2㎜。葉身は長さ2~7㎝、幅7~20㎜の長楕円形~楕円形、全縁、先に丸みがあり、基部は楔形、質は薄い。葉表は無毛、葉裏には腺点があり、無毛又は脈上に毛がある。葉や萼などの毛の量は変化が多い。枝先に長さ2~4㎝の総状花序をつけ、垂れ下がりぎみに花が多数つく。花柄は長さ0~2㎜、有毛。花冠は白色、長さ7~9㎜の筒状漏斗形、先が4裂する。裂片は長さ約3㎜。雄しべ2個、葯が花冠から少し突き出る程度。萼は長さ1~2㎜、有毛、低い4歯がある。果実は長さ6~7㎜の広楕円状の球形、秋に黒く熟し、ネズミモチに似て海綿体が黒紫色で、つぶすと紫色に染まる。種子は長さ約6㎜。2n=46
 コバノイボタ subsp. microphyllum は九州、朝鮮、中国に分布する。全体に小型で、葉も小さい。分類せず、イボタノキの別名とする見解がある。亜種と認める場合はイボタノキは基本亜種とされる。
 ミヤマイボタは標高の高いところに分布し、花序がやや長く、雄しべが花冠から突き出る。葉は先が尖り、高標高では葉が丸く、小さい。
 オオバイボタは葉幅が広く、ネズミモチやトウネズミモチに似ている。
[花期] 5~6月
[樹高] 2~4m
[生活型] 落葉低木
[生育場所] 林縁
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 蒲郡市とよおか湖周辺  05.5.28
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