フシグロセンノウ 節黒仙翁

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Flora of Mikawa

ナデシコ科 Caryophyllaceae マンテマ属

学 名 Silene miqueliana (Rohrb.) H.Ohashi et H.Nakai
Lychnis miqueliana Rohrb.
フシグロセンノウの花序
フシグロセンノウの花
フシグロセンノウの花弁の基部
フシグロセンノウの蕾
フシグロセンノウ
フシグロセンノウの葉
花 期 7~10月
高 さ 40~80㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の林下
分 布 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州
撮 影 面ノ木 05.8.15  設楽町 07.9.8
センノウ属 Lychnis、ナンバンハコベ属 Cucubalus はマンテマ属に含められるようになった。
 茎は直立し、上部で分枝し、節が太くなり、黒紫色を帯びる。葉は対生し、長さ4~12㎝、幅2.5~5㎝、先が尖り、縁に毛がある。花は3.5~5㎝。花弁は5個。花弁は長さ2.5~3㎝の倒卵形、先が円く、中央に明瞭な溝が見える。花弁の基部には花弁と同色の鱗片が2個ずつつく。雄しべ10個、5個ずつ2列につき、葯は紫色。萼は長さ2.5~3㎝の長円筒形、先が5裂し、蕾の時は2片が長い。蒴果は長楕円形、先が5裂する。種子は腎形、小突起を密生する。
 マツモトセンノウは花弁の先が浅く2裂し、縁に歯牙がある。