マツモトセンノウ  松本仙翁
[英名] Siebold's catchfly
[学名] Silene sieboldii (Van Houtte) H.Ohashi et H.Nakai
Lychnis sieboldii Van Houtte.
ナデシコ科 Caryophyllaceae  マンテマ属
三河の植物観察
マツモトセンノウの花
マツモトセンノウの花
マツモトセンノウの花
マツモトセンノウ
 センノウ属 Lychnis、ナンバンハコベ属 Cucubalus はマンテマ属に含められるようになった。和名の由来は長野県松本にあったからともいわれてるが、もとは九州阿蘇のツクシマツモト(マツモトセンノウの変種)が原種のようである。
 茎には下向きの毛が生え、茎、葉は濃い緑色。葉は対生し、長さ3~8㎝の長卵形~広卵形、毛を散生し、柄はない。花は直径約4㎝、5弁、朱色の花弁の先がハート形に切れ込み、先が不規則に歯牙状になり、側面に1個の刺状突起があり、花弁の基部に2個ずつ濃色の鱗片がつく。雄しべ10個、花糸も花弁と同色。花柱5個。萼は長さ2.5~3㎝の円筒形、先が5裂する。蒴果は長さ1.5~2.2㎝の惰円形、熟すと先が5裂する。種子は長さ約1.5㎜の腎形、小突起が密にある。2n=24
 チョウセンマツモトSilene cognata は朝鮮、中国、ロシアに分布する。中国名は浅裂剪秋罗(qian lie jian qiu luo)。花は直径3~5.5㎝。萼は長さ2~2.5㎝。蒴果は長さ約1.5㎝。茎、葉、萼に長毛が密生する。
[花期] 6~7月
[草丈] 30~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の草原
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(長野県)、九州(阿蘇)
[撮影] 蓼科高原 03.8.8  (栽培品)
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