ホトトギス  杜鵑草
[英名] toad-lily, Japanese toad lily
[学名] Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook.
ユリ科 Liliaceae  ホトトギス属
三河の植物観察
ホトトギスの青紫色の花
ホトトギスの紅紫色の花
ホトトギスの花拡大
ホトトギスの花
ホトトギスの果実
ホトトギス
ホトトギス葉
ホトトギス種子
 和名は花弁の斑点模様が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに由来する。
 茎には上向きの毛が密生する。葉は互生し、毛が多く、長さ8~18㎝、幅2~5㎝の長楕円~披針形、先が尖り、基部は茎を抱く。花は葉脇につき、上向きに咲く。花披片は6個、平開せず、斜めに開く。外花被片3個は内花被片3個より幅が狭い。花柱は太く、柱頭が深く3裂し、先端がさらに2裂して平らに開く。花披片に紅紫色~青紫色の斑点があり、花柱や柱頭、花糸や葯の上側にも斑点がある。花被片の基部には橙色の班紋がある。雄しべ6個。果実は長さ4~5㎝、先が尖った三角柱状の蒴果、熟すと先端が小さく3裂する。種子は長さ約2.5㎜の扁平な先が尖った卵形、赤褐色、表面に細かな網目がある。2n=24,25,26。染色体数は地理的な変異があり、2n=24の多い地域と2n=26の多い地域がある。
 類似種にヤマジノホトトギスヤマホトトギスがあり、花被片の基部に橙色の班紋がなく、花糸に斑点がない。
[花期] 8~9月
[草丈] 40~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地のやや湿った場所
[分布] 在来種(日本固有種)  北海道西南部、本州(関東以西)、四国、九州     
[撮影] 豊川市 12.10.4
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