ホソバヒカゲスゲ  細葉日陰菅
[別名] ヒメヒカゲスゲ
[中国名] 低矮薹草 di ai tai cao
[学名] Carex humilis Leyss. var. nana (H.Lév. et Vaniot) Ohwi
Carex humilis Leyss. subsp. nana (H.Lév. et Vaniot) T.Koyama
Carex humilis Leyss.  (広義)
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
ホソバヒカゲスゲの花茎
ホソバヒカゲスゲの花序
ホソバヒカゲスゲ鱗片
ホソバヒカゲスゲ幅の広い葉
ホソバヒカゲスゲ
ホソバヒカゲスゲの果胞と果実
ホソバヒカゲスゲ基部と根
ホソバヒカゲスゲ葉表
ホソバヒカゲスゲ葉裏
 ヒカゲスゲより乾いたところを好むとされているが、並んで生えていることもある。基本変種 var. humilis はヨーロッパ、ロシアに分布し、葉幅が広い。変種に分けず、広義にCarex humilisとされることもある。
 根茎は短く、匐枝はなく、叢生する。花茎は短く、長さ3~6㎝、直立し、葉よりかなり低く、葉に隠れる。葉は幅(0.3)0.5~1.5(1.8)㎜、最も狭いものは0.3㎜、最も広いものは1.8㎜ある。小穂は茎の上部に数個つく。頂小穂は雄性、長さ5~10㎜。側小穂は雌性、2~4個の果胞をつけ、長さ5~10㎜。苞は有鞘、葉身が鱗片状で短い。小穂の軸は上部の稜にわずかに毛があり、雌小穂の軸の基部に膜質の鞘(小苞)がある。鱗片は紫紅色を帯びる。果胞は緑色、短毛が密生し、ほとんど無嘴、鱗片より小さく、長さ3~3.2㎜、先の方が太く、基部が海綿質の柄状になる。痩果は長さ2.5~3㎜、3稜形、濃褐色に熟す。柱頭は3岐、花柱は取れやすい。
 ヒカゲスゲは葉幅がやや広く、1.5~2㎜。花茎が多数つき、葉より高く、目立つ。
[花期] 4~5月
[草丈] 10~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山野の乾いた場所
[分布] 在来種   北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 五井山  13.4.12
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