ヒメコウホネ  姫河骨
[学名] Nuphar subintegerrima (Casp.) Makino
スイレン科 Nymphaeaceae  コウホネ属
三河の植物観察
ヒメコウホネの花
ヒメコウホネの蕾
ヒメコウホネの葉
ヒメコウホネ
 地下茎は太く、白色、水底の地中を這い、横へ 広がる。葉は束生し、長い円筒状の葉柄がある。水中葉(沈水葉)は質が薄く、縁が波打つ。水上葉(浮葉)は水面に浮かび、水面が低下すると、水面から出て抽水葉となる。水上葉は長さ6~10㎝、幅5~8㎝の広卵形、質がやや厚く、全縁、無毛、表面に光沢があり、基部は深く切れ込む。花柄は長く、水面から上に出て、花を1個上向きにつける。花は黄色、直径3~4㎝。花弁状に見える萼片は普通5個。花弁は小さく、多数。
 コウホネ Nuphar japonicum 水中葉は膜質で細長く、水上葉は光沢があり、長さ20~30㎝の長卵形、水面から出る(抽水形)。花は直径約5㎝のわん形。花弁状に見えるのが萼片で、5個。花弁はへら状で小さく、多数が1列に並ぶ。雄しべ、多数、花糸の幅が広い。雌しべの先は広がり、柱頭盤を形成し、柱頭は放射状に並ぶ。
 オグラコウホネ Nuphar oguraensisはヒメコウホネに似るが、葉柄が中空、葉が水面に浮かぶ。
 ネムロコウホネ Nuphar pumilum は葉が水面に浮かぶ。
[花期] 6~9月
[草丈] 水面に出る
[生活型] 多年草
[生育場所] 池沼、溜池、河川
[分布] 在来種(日本固有種)  本州(中部地方以西)、四国、九州
[撮影] 豊橋市 14.6.21
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