ヒメブタナ 姫豚菜

mark

Flora of Mikawa

キク科 Asteraceae エゾコウゾリナ属

別 名 ケナシブタナ
中国名 光猫儿菊 guang mao er ju
英 名 smooth cats earr
学 名 Hypochaeris glabra L.
ヒメブタナの花
ヒメブタナの総苞
ヒメブタナの茎葉
ヒメブタナの2種類の冠毛
ヒメブタナの冠毛の枝分かれ
ヒメブタナ
ヒメブタナ葉
ヒメブタナ冠毛
花 期 4~5月
高 さ 10~50㎝
生活型 1年草
生育場所 日当たりの良い乾いた場所、砂地
分 布 帰化種 ヨーロッパ~アフリカ北部原産
撮 影 蒲郡市  09.4.28
蒲郡市の西浦海岸付近では普通に見られるほど増えてしまった。ブタナより花期が早く、ブタナの花がよく見られる頃には花は終わってしまう。
 ブタナより小型で、ほとんど無毛。葉は長さ2~11㎝、幅0.5~3㎝の倒披針形~惰円形、 根生葉のみで茎葉は鱗片状である。葉質は薄く、縁はしばしば赤味を帯び、タンポポ様の鋸歯がある。茎は根生葉から1~多数個出て、上部で分枝。頭花は枝先に付き、直径1~2㎝、黄色。総苞は長さ8~16㎜、幅(3)5~20㎜の狭い鐘形。痩果は長さ3~4㎜、2タイプが同じ頭花につく。外側の痩果には嘴がなく、内側は痩果より長い嘴がある。冠毛は長さ7~8㎜、2列につき、やや褐色を帯び、羽状に枝分かれする。
 ブタナとの雑種はアイノコブタナと呼ばれる。