ヒカゲミゾソバ  日陰溝蕎麦
[学名] Polygonum thunbergii Siebold et Zucc. var. coreanum Leveille
タデ科 Polygonaceae  タデ属(イヌタデ属)
三河の植物観察
ヒカゲミゾソバの花
ヒカゲミゾソバの花横
ヒカゲミゾソバの花2
ヒカゲミゾソバの花2
ヒカゲミゾソバの花柄
ヒカゲミゾソバ葉状托葉鞘
ヒカゲミゾソバ葉柄
ヒカゲミゾソバ
ミヒカゲミゾソバ葉表
ヒカゲミゾソバ葉裏
ヒカゲミゾソバ果実
ヒカゲミゾソバ果実比較
 イヌタデ属でなく、タデ属 Polygonum として、ミゾソバの変種に分類されている。
 田原市内で6月9日に開花し始めている群落があった。葉先及び側裂片が鋭頭であり、開花が早いため、ヒカゲミゾソバと判断した。花は淡紅紫色、普通の大きさ。果実は6月19日に採取、長さ約3㎜。
 豊田市内の林縁に花が大きいミゾソバがあり、9月6日に花を確認し、10月24日には花は無く、果実を採取した。花色は白色に近い。果実の長さが約4㎜あり、ミゾソバの3~3.5㎜より明らかに大きく、ミゾソバの閉鎖花の果実とほぼ同じである。花の長さも長い。ヒカゲミゾソバとしたが間違っている可能性もある。
 茎は中空、下向きの明瞭な小刺があり、根元は横に這い、立ち上がる。葉は互生し、先が鋭頭、側裂片の先も鋭頭。葉の基部は浅い心形~切形~楔形。葉柄には翼がある。花序の花数は少ない。花柄には赤色の腺毛、長毛及び小さな星状毛がある。花被は淡紅色~白色、ほとんど白色のものもあり、5裂する。托葉鞘は上部が葉のように丸く広がるものと縁毛だけの2種ある。痩果は長さ3~3.5(4)㎜の3稜形、黄緑色~淡褐色、光沢はない。果実が乾いてくると淡褐色になる。2n=40
 ニシミゾソバは葉先が尖り、やや葉の形が似ているが、花期が遅く、10月上旬~11月上旬である。2n=20
[花期] 6~9月上旬
[草丈] 30~100㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 湿った場所
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州
[撮影] 田原市(旧渥美町) 14.6.9(花)
豊田市(旧稲府町) 05.10.16(果実)
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