ハナツクバネウツギ 花衝羽空木
Flora of Mikawa
リンネソウ科 Linnaeaceae ツクバネウツギ属
別 名 | ハナゾノツクバネウツギ、アベリア |
中国名 | 大花糯米条 da hua nuo mi tiao |
英 名 | glossy abelia |
学 名 | Abelia ×grandiflora (Rovelli ex Andre) Rehder |
花 期 | 6~10月 |
高 さ | 1~2m |
生活型 | 半常緑低木 |
生育場所 | 公園、街路、庭 |
分 布 | 栽培種 中国原産 |
撮 影 | 豊田市 03.5.10 |
ともに中国原産である Abelia chinensis と Abelia uniflora との交配種。多くの園芸品種があり、公園、街路などによく植えられている。園芸品種はNana(小型、白花)、Edward
Goucher(小型、ピンク花)=モモイロアベリア、 Francis Mason(葉が黄色の斑入、白花)、Confetti(小型、葉が淡ピンク~白色の斑入、新芽が紅色)、Kaleidoscope(葉が黄色の斑入、若葉は赤色を帯びる、淡紅花)、Hopleys(小型、葉が黄色の斑入、白花)、Variegatum(葉が白色の斑入)、Jackpot(葉が淡黄色の斑入、淡ピンク花)、Rose
Cree(小型、丸い花序、萼がローズピンク色、白花)など。
葉は対生し、長さ2~5㎝、幅1~2㎝の卵形~惰円形、先が尖り、縁に粗い鋸歯がある。葉表は光沢があり、葉裏の主脈に白色の開出毛がある。冬にもほとんど落葉しない。枝先の円錐花序に花を多数つける。花は白色~やや淡紅色を帯び、長さ1.5~2㎝の漏斗状の唇形花。下唇に網目状の模様はない。萼片は2~5個、浅く2~3裂するものもある。果実は結実しない。
Abelia chinensis(シナツクバネウツギ) は中国、台湾に分布し、中国名は糯米条 (nuo mi tiao)。中国ではよく栽培されている。葉先が尖り、萼片は5個。
Abelia uniflora種群 (Abelia engleriana, Abelia parvifolia , Abelia shumannii , Abelia longituba , Abelia mairei, など)は中国に分布し、中国名は蓪梗花(tong geng hua)という。葉先が短く尖り、萼片は2個、先が円頭。
葉は対生し、長さ2~5㎝、幅1~2㎝の卵形~惰円形、先が尖り、縁に粗い鋸歯がある。葉表は光沢があり、葉裏の主脈に白色の開出毛がある。冬にもほとんど落葉しない。枝先の円錐花序に花を多数つける。花は白色~やや淡紅色を帯び、長さ1.5~2㎝の漏斗状の唇形花。下唇に網目状の模様はない。萼片は2~5個、浅く2~3裂するものもある。果実は結実しない。
Abelia chinensis(シナツクバネウツギ) は中国、台湾に分布し、中国名は糯米条 (nuo mi tiao)。中国ではよく栽培されている。葉先が尖り、萼片は5個。
Abelia uniflora種群 (Abelia engleriana, Abelia parvifolia , Abelia shumannii , Abelia longituba , Abelia mairei, など)は中国に分布し、中国名は蓪梗花(tong geng hua)という。葉先が短く尖り、萼片は2個、先が円頭。