ハマウド  浜独活
[学名] Angelica japonica A. Gray
セリ科 Apiaceae (Unbelliferae)  シシウド属
三河の植物観察
ハマウドの花
ハマウドの葉
ハマウドの葉の鋸歯
ハマウドの果実
ハマウドの茎
ハマウド
ハマウドとアシタバの茎の比較
ハマウドとアシタバの葉の比較
 三河地方の海岸には多く、大型でよく目立つ。茎は太く、赤色の筋がある。葉は1~2回、3出複葉、葉柄の基部は膨らみ鞘状になる。小葉は厚く、光沢があり、細かい網状脈と細かい鋸歯がある。葉柄と葉軸の上面に開出毛が密生する。大散形花序の柄は20本以上つく。花は小さな白色の5弁花。果実は長さ7~10㎜、幅5~7㎜の広惰円形、翼の幅が広く、厚みがある。
 よく似たアシタバとの見分け方は次のとおり。ハマウドの茎には赤い筋があるが、アシタバの茎には赤い筋がない。アシタバは茎を切ると鮮やかな黄色の汁を出すが、ハマウドの汁は淡い黄白色。アシタバの方が葉が薄く、若葉以外は光沢がなく、葉脈と鋸歯が粗い。アシタバの方が、葉柄の基部の膨らんだ鞘が大きい。花がハマウドは春に開花するのに対し、アシタバは夏~秋に開花する。ハマウドは花序が特に大きくなる。
 ナンゴクハマウド var. hirsutiflora は沖縄、台湾に分布する。中国名は滨当归(bin dang gui )。花期2~3 月、果期4~5 月。葉が大きく、果実の翼が厚い。
[花期] 4~6月
[草丈] 100~150㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 海岸
[分布] 在来種  本州(関東以西)、四国、九州、沖縄
[撮影] 蒲郡市西浦町  02.6.1
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