ハマウド 浜独活
Flora of Mikawa
セリ科 Apiaceae シシウド属
学 名 | Angelica japonica A. Gray |
花 期 | 4~6月 |
高 さ | 100~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 海岸 |
分 布 | 在来種 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄 |
撮 影 | 蒲郡市西浦町 02.6.1 |
三河地方の海岸には多く、大型でよく目立つ。茎は太く、赤色の筋がある。葉は1~2回、3出複葉、葉柄の基部は膨らみ鞘状になる。小葉は厚く、光沢があり、細かい網状脈と細かい鋸歯がある。葉柄と葉軸の上面に開出毛が密生する。大散形花序の柄は20本以上つく。花は小さな白色の5弁花。果実は長さ7~10㎜、幅5~7㎜の広惰円形、翼の幅が広く、厚みがある。
よく似たアシタバとの見分け方は次のとおり。ハマウドの茎には赤い筋があるが、アシタバの茎には赤い筋がない。アシタバは茎を切ると鮮やかな黄色の汁を出すが、ハマウドの汁は淡い黄白色。アシタバの方が葉が薄く、若葉以外は光沢がなく、葉脈と鋸歯が粗い。アシタバの方が、葉柄の基部の膨らんだ鞘が大きい。花がハマウドは春に開花するのに対し、アシタバは夏~秋に開花する。ハマウドは花序が特に大きくなる。
ナンゴクハマウド var. hirsutiflora は沖縄、台湾に分布する。中国名は滨当归(bin dang gui )。花期2~3 月、果期4~5 月。葉が大きく、果実の翼が厚い。
よく似たアシタバとの見分け方は次のとおり。ハマウドの茎には赤い筋があるが、アシタバの茎には赤い筋がない。アシタバは茎を切ると鮮やかな黄色の汁を出すが、ハマウドの汁は淡い黄白色。アシタバの方が葉が薄く、若葉以外は光沢がなく、葉脈と鋸歯が粗い。アシタバの方が、葉柄の基部の膨らんだ鞘が大きい。花がハマウドは春に開花するのに対し、アシタバは夏~秋に開花する。ハマウドは花序が特に大きくなる。
ナンゴクハマウド var. hirsutiflora は沖縄、台湾に分布する。中国名は滨当归(bin dang gui )。花期2~3 月、果期4~5 月。葉が大きく、果実の翼が厚い。