ハマネナシカズラ  浜根無葛
[中国名] 菟丝子 tu si zi
[学名] Cuscuta chinensis Lam.
ヒルガオ科 Convolvulaceae  ネナシカズラ属
三河の植物観察
ハマネナシカズラの花
ハマネナシカズラの花
ハマネナシカズラ果実
ハマネナシカズラ果実
ハマネナシカズラ花冠の鱗片
ハマネナシカズラ
ハマネナシカズラ
ハマネナシカズラ種子”border=
 つる性の寄生植物で、葉緑素がなく、全体的に淡黄~紫褐色。茎は直径約1.5㎜の糸状、ハマゴウなどの他の植物に巻きついて寄生する。鱗片葉は薄膜質で卵形。花柄は長さ約1㎜。花冠は白色、長さ約3㎜、直径約2㎜、先が5裂し、裂片は反曲しない。雄しべ5個、雌しべ1個は花冠より短く、花冠から突き出ない。花柱は2個。雄しべの真下の位置、花冠筒部の内面に、縁が房状になった長さ約1㎜の膜質の鱗片がある。萼は白色、先が5裂し、萼の中央脈が隆起する。花冠は花後に淡褐色になり、痩果が大きくなると、花冠の先が破れ、花柱が見えてくる。痩果が熟す頃には萼も淡褐色になる。種子は痩果に普通2~4個、長さ1~2㎜、卵形、淡褐色。2n= 28, 56
 アメリカネナシカズラも海岸にも多く、ハマネナシカズラより黄色が強い。萼が短く、中央脈が隆起しない。花冠の幅が広く、裂片が反曲する。雄しべが花期に花冠から突き出る。
 ネナシカズラは丘陵や山地に生え、萼が短く、萼の中央は隆起しない。花柱が1個、柱頭は2裂。果実が惰円形。
[花期] 7~10月
[草丈] つる性
[生活型] 1年草
[生育場所] 海岸の砂地、河原、荒地
[分布] 在来種  本州(中部地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、インド、スリランカ、インドネシア、タイ、西南アジア、エチオピア、オーストラリア
[撮影] 渥美町 西の浜 05.9.13
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