ゴウシュウアリタソウ  豪州有田草
[英名] clammy goosefoot , small crumbweed
[学名] Dysphania pumilio (R.Br.) Mosyakin et Clemants
Chenopodium pumilio R. Br.
ヒユ科 Amaranthaceae  アリタソウ属
三河の植物観察
ゴウシュウアリタソウの花
ゴウシュウアリタソウの茎
ゴウシュウアリタソウ葉裏の腺点
ゴウシュウアリタソウ葉裏の腺点2
ゴウシュウアリタソウ花被に包まれた果実
ゴウシュウアリタソウ
ゴウシュウアリタソウの葉
ゴウシュウアリタソウの果実
 ゴウシュウアリタソウはオーストラリア原産のアリタソウ属の雑草。兵庫県で昭和初期に初めて見つけられたが、最近では関東地方で、畑の害草として問題になっている。三河地方では、あまり多くないが、お茶畑などで見られる。
 茎は平伏~ほぼ直立、多数、分枝~ほぼ1本、高さ10~45㎝、軟毛があり、分割された毛(単列の毛)と無柄又は有柄の腺毛をもつ。葉は悪臭がある。葉柄は長さ0.3~1.5㎝。葉身は狭楕円形~広楕円形~卵形、長さ0.5~2.7㎝×幅0.3~1.5㎝、花序ではやや小さくなり、基部は楔形、先は鈍形、下面には黄色の粒状の腺が密にある。花序は横向きの集散花序(lateral cymes)又は団散花序(glomerule)。団散花序はほぼ球形、直径1.2~2.5(3~6)㎜。苞は葉状、長さ3~4.5㎜、楕円形、縁は円鋸歯~歯状、先は鈍形。花被片は5個、 基部近くまで離れ、分離部分は狭楕円形~狭長円形、長さ0.6~0.7㎜×幅0.2~0.3㎜、先は鋭形、外面は普通に丸く、普通、腺のある微長軟毛があり、果時に皮殻質で白色になる。雄しべは無いか又は1本。柱頭は2個。胞果(又は痩果)は卵形、花被を含めて直径約1㎜、熟すと花被の隙間から果実が見える。果皮(薄皮)は付着し、膜質、わずかにしわがある。種子は赤褐色、卵形(ほぼ球形)、長さ0.5~0.7㎜×幅0.5~0.6㎜、 縁には竜骨があるか又は丸くなる。種皮は平滑。2n=18。果期は晩夏~秋。
[花期] 6~8月
[草丈] 15~25(40)㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 道端、荒地、畑
[分布] 在来種  オーストラリア原産
[撮影] 西尾市  10.9.21
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