エゾミソハギ 蝦夷禊萩

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Flora of Mikawa

ミソハギ科 Lythraceae  ミソハギ属

英 名 purple loosestrife
中国名 千屈菜 qian qu cai
学 名 Lythrum salicaria L.
エゾミソハギの花
エゾミソハギの萼
エゾミソハギの葉裏の毛
エゾミソハギの茎
エゾミソハギ
エゾミソハギの葉表
エゾミソハギの葉裏
花 期 7~8月
高 さ 50~150cm
生活型 多年草
生育場所 湿地
分 布 在来種 北海道、本州、四国、九州、ユーラシア、北アフリカ、北アメリカ、中国
撮 影 北海道  01.8.26
日本に生育するミゾハギ属はミソハギとエゾミソハギの2種である。どちらも、よく栽培されており、自生は少ないものと思われる。
 エゾミソハギは茎、葉、萼など全体に短毛が生える。葉は対生又は3個、輪生し、長さ2~10㎝、幅5~15㎜の披針形、全縁、基部は茎を抱く。花は10~40㎝の穂状花序に多数つく。花は直径1~2㎝、紅紫色、花弁は(4)5~6(7)個。雄しべは12個。花柱の長さが違う3typeの花がある。花托筒 hypanthium (花冠と萼が融合した花筒)は長さ4~6㎜、8~12稜がある。萼片は6個、直立し、萼片の間に尾状の付属体があり、直立する。蒴果は長さ3~4㎜、幅約2㎜の卵形、熟すと2裂し、さらに2裂する。2n=30
 ミソハギは全体に無毛で、葉の基部は茎を抱かず、萼片の付属体が開出する。