ダンドク  檀特
[中国名] 美人蕉 mei ren jiao
[英名] Indian shot
[学名] Canna indica L.
カンナ科 Cannaceae  カンナ属
三河の植物観察
ダンドクの花序
ダンドクの花
ダンドクの果実
ダンドクの種子
ダンドクの種子2
ダンドク
ダンドク葉
 園芸種のカンナの原種のひとつであり、世界各地に帰化している。日本には江戸時代初期に観賞用として渡来した。花は黄色~赤色、カンナより花が小さい。写真はダンドク系の園芸品種。
 地下に塊茎がある。葉は互生し、長さ30~60㎝、幅10~20㎝の卵状楕円形~楕円形、先端が尖り、基部は茎を抱く。葉鞘は緑色~紫色。茎頂の扇状集散花序に花を1~2個ずつつける。苞は長さ約8㎜、卵形。萼片は長さ約1.5㎝の披針形、紫色を帯びた緑色。花冠の筒部は長さ約1.5㎝、橙黄色。花冠裂片は直立し、長さ約4㎝、赤色~紫色を帯びた橙黄色。花弁のような仮雄しべは2(又は3)個つき、赤色、基部は橙黄色、長さ4~5.5㎝、幅7~10㎜の倒披針形、先は凹形。唇弁は長さ約4.5㎝の披針形、赤色、ときに黄色の斑点がある。雄しべは花糸が赤橙黄色、長さ約4.2㎝、葯は長さ約9㎜。果実は長さ1.2~1.8㎝の広卵形。種子は硬く、黒色、直径5~7㎜の球形。2n=18
 カンナは日本には昭和初期に渡来し、花色も赤色、黄色、橙色、白色、ピンクなどがあり、花が大きい。葉に班紋があるものなど変化に富んでいる。高さが50㎝以下の矮性種もある。
 ショクヨウカンナCanna edulis Ker Gawl.は西インド諸島や南アメリカが原産。"Queensland arrowroot" や"achira"と呼ばれている。花は赤色~橙色、大型で根茎が太くでんぷんが多い。日本には江戸時代に渡来したが、あまり利用されていない。ただし、USDAなどではCanna edulisもCanna indicaと同種としている。
[花期] 6~10(11)月
[草丈] 50~200㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 庭、草地
[分布] 帰化種 カリブ諸島、南アメリカ原産
[撮影] 西尾市(園芸栽培品) 13.11.17
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