アゼスゲ 畔菅

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Flora of Mikawa

カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属

中国名 陌上菅 mo shang jian
学 名 Carex thunbergii Steudel
アゼスゲの果期
アゼスゲの果胞と鱗片
アゼスゲの果胞の細粒点
アゼスゲ
アゼスゲ小穂の拡大
果 期 4~6月
高 さ 20~80㎝
生活型 多年草
生育場所 畔、川岸
分 布 在来種 日本(北海道、本州)、中国
撮 影 幸田町 11.4.28
和名の由来は田の畔に多いことから。茎は3稜形で、ざらつく。葉は幅1.5~4㎜。茎の先に3~5個の小穂が直立してつく。上部の茶色は雄小穂、黄緑色に見える側小穂が雌小穂。雌小穂は長さ1.5~5㎝の円柱形。果胞は緑色で表面に細粒点がある。鱗片は暗紫色で、長さの変化が多い。果実はほぼ円形で、柱頭は2岐。2n=78。
 ヤマアゼスゲやタニガワスゲは大型。