アカミタンポポ  赤実蒲公英
[別名] キレハアカミタンポポ
[中国名] 红果蒲公英 hong guo pu gong ying
[英名] rock dandelion, red-seed dandelion
[学名] Taraxacum erythrospermum Andrz. ex Besser
Taraxacum laevigatum (Willd.) DC.
キク科 Asteraceae (Compositae)  タンポポ属
三河の植物観察  
アカミタンポポの花
アカミタンポポの総苞
アカミタンポポの総苞内片の先
アカミタンポポの総苞外片
アカミタンポポの果実
アカミタンポポとセイヨウタンポポの痩果・種子
アカミタンポポ
アカミタンポポの葉
アカミタンポポの葉裏
アカミタンポポの痩果
 セイヨウタンポポと同じ明治期に持ち込まれ、原産地も同じヨーロッパである。セイヨウタンポポと同で、単為生殖して広く帰化し、乾燥に強い。セイヨウタンポポに良く似て、全体に小型である。葉は深く切れ込むことが多く、別名はこれに由来する。雑種と思われるものも多い。学名はTaraxacum erythrospermumに統一されてきた。痩果がセイヨウタンポポより小さく、赤褐色である。日本ではほとんど3倍体である。
 高さ (1~)5~30(~60)㎝、直根はめったに分枝しない。茎は1~15+本、斜上~直立、帯ピンク色~帯赤色(葉と±同長)、無毛又はまばらに絨毛があり、普通、上部で濃い。葉は20+個つき、水平~直立、葉柄は上部に±わずかに翼がある。葉身は倒卵形~倒披針形(逆向き羽状分裂)、長さ5~25㎝×幅1~4㎝、基部は漸尖し、縁は不規則に分裂し(lacerate)。裂片は後ろ向き、三角形~披針形に近く、鋭形~長い尖鋭形、、頂裂片は上部の側裂片と同じ大きさ程度。歯は普通、少数、稀に無く、不規則、真っすぐ~後ろ向き、微小~目立ち、又は2次の小裂片、先は普通、鋭形又は尖鋭形、ときに鈍形、まれに円形、。面は無毛又はほぼ無毛~まばらに微絨毛がある(主に中脈に)。副咢(calyculi )=総苞外片は16~18個、後屈~反曲し、ときに粉白色又は帯紫色、披針形の小苞であり、2列につき、長さ3.8~10㎜× 幅1~2㎜、縁は白色~帯紫色、狭く薄膜質、先は鋭形又は長い尖鋭形、 微細不整歯があり、角状突起は無い。総苞は緑色、先端は赤灰色、つぼ形(閉じた)~円筒状鐘形(開いた)、長さ10~25㎜。総苞片は18~19個、2列につき、披針状線形、幅1.2~2.1㎜、縁は薄膜質、 緑色の端(エッジ)がわずかに外巻きし、先は長い尖鋭形、微細不整歯の薄膜質、普通、少なくとも角状突起がある。 小花は約70~75+個、花冠は硫黄黄色、外側の花冠は外面に帯紫色又は帯灰色の縞模様があり、長さ12~16㎜× 幅1~1.5 ㎜。痩果はレンガ赤色~赤褐色~赤紫色、果体は倒披針形~倒卵形、長さ(2.2~)2.5~3(~4)㎜、円錐体(cones)は円柱形、長さ0.8~1.3㎜、嘴は細く、長さ(5~)7~8.5㎜、うねは約15本、鋭く、面は下部に±こぶがあり(ときにわずかにあり)~上部の1/2に目立つ微細突起がある。冠毛は白色~汚白色(sordid)、長さ4~7㎜。 2n = 16, 24, 32 (Europe)。花期は通年に近い(Flora of North America).。日本では3~6月頃。
[花期] 3~6月
[草丈] (1~)5~30(~60)㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、草地
[分布] 帰化種 ヨーロッパ原産
[撮影] 蒲郡市 11.4.20
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