参考サイト

 このサイトで参考にしている信頼のおける主なデーターベース。
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  1. YList植物名検索
     日本の植物分類表は2003年に米倉浩司博士(東北大学)と梶田忠博士(東京大学〔現・千葉大学〕)を中心に作成されたYList植物名検索があり、維管束植物(種子植物、シダ植物)の植物名をWeb検索できる。科名も掲載されるようになった。
     http://ylist.info/
  2. The Plant List
     維管束植物(顕花植物、針葉樹、シダなど)とコケ植物(蘚類、苔類)を検索できるデーター・ベース。WCSP(英国キュー王立植物園のデータ)とTropicos(米国ミズーリ植物園のデータ)が起源であり、英国キュー王立植物園と米国ミズーリ植物園との共同で作成された。植物名は異名を含み約104万件、一般に認められた植物名は約30万件に及ぶ。科名は620件、属名は約16000件が掲載されている。このデータベースは既に100年が経過した植物分類上の混乱を解消することを目的としている。学名で検索できる(学名+ The Plant List)又は(学名+ plant list)。科名でも検索可能。
  3. Global Plants
     世界の植物標本のデータベースであり、JSTORと70カ国270館のハーバリウム(植物標本館)が共同する Global Plants Initiative (GPI) が2013年から公開した。公開時点で180万以上の植物標本のデータがあり、植物図、写真、発見者の記録などの画像データが登録されている。
  4. eFloras.org.
     次のデータが基になっているデーターベース。Annotated Checklist of the Flowering Plants of Nepal、Flora of Chile、Flora of China、Flora of Missouri、Flora of north America、Moss Flora of China、Trees and shrubs of the Andes of Ecuador。学名で検索できる(学名+efloras)。
  5. Tropicos
     Tropicosは過去25年の米国ミズーリ植物園(MBG)のデーターベースに蓄積された学名、図書目録、標本データを基にして公開しているもので、130万の学名と4400万標本記録を含む。Flora of Chinaの図を参照し、Moss Flora of Chinaとも連携している。学名で検索できる(tropics+学名 又は学名+tropics)。
  6. 中国植物志 Flora Reipublicae Popularis Sinicae (FRPS)
    世界、最大の巨著、全80巻126冊。中国の301科3408属31142種の植物名称、形態特性、生息環境、地理分布、経済用途など。学名+frpsで検索できる。
  7. World Flora Online(WFO)
     World Flora Onlineは、GSPCに基づく、世界の植物種に関する最新のオープンアクセスのWebベース(学名+wfoで検索できる)。
     2010年、生物多様性に関する国連条約の更新された植物保護のためのグローバル戦略(GSPC)に基づき、2012年1月に米国ミズーリ州セントルイスで、ミズーリ植物園、ニューヨーク植物園、エジンバラ王立植物園、キュー王立植物園の4つの機関が、植物保護のためのグローバルパートナーシップ(GPPC)が主導し、2020年までにGSPCターゲット1を達成する方法について話し合い、この結果、World Flora Onlineの範囲と内容の概要が決定され、World Flora Online Consortiumが発足した。2020年6月末までに、43の機関と組織が合意している。学名で検索できる(学名+wfo)
  8. Plants of the World Online(POWO) | Kew Science | Kew Gardens
     過去250年間の植物の調査と研究から収集された世界の植物相のデジタル・データの有効利用を主な目的とする、国際的な共同プログラムである。2017年3月にキューの王立植物園によって立ち上げられ、当初は熱帯アフリカの植物相に焦点を当てていたため、アフリカ関係の解説が多い。データは、キュー王立植物園と連携している。POWOに組み込まれたすべてのデータは、The World Checklist of Vascular Plants (WCVP)の現在受け入れられている学名となっている。過去100年間に公開された記述データは、当時使用されていた名前でデジタル化されている。データが公開された元の名前は、現在POWOに表示されている名前と異なる場合があり、完全な同義語がPOWOで提供されるため、検索する任意の名前でデータを簡単に見つけることができ、各説明要素でデータが公開された元の名前を示すこともできる。World Flora Online(WFO)にも組み込まれている。検索結果はKew Gardensに変更された。学名で検索できる(学名+Kew)
  9. Global Biodiversity Information Facility(GBIF)
     地球規模生物多様性情報機構は、地球上のあらゆる種類の生物に関するデータをオープンアクセスで提供する国際的なネットワーク。フリーでオープンな生物多様性データ、植物学名も検索できる。(学名+GBIF)
  10. Flora of China(FOC):中国植物誌の英語版
     中国には世界の約1/8の31000種類の自生種があり、USAとカナダを合わせ多た20000種類と比較しても多い。この中に医療や経済価値のある約8000種と約7500種の樹木が含まれる。日本と中国に分布する種も多い。Flora of China は世界の著名な7機関の協力を得て作られたもので、詳しい解説があり、大変、参考になるものである。Tropicos とeFloras.org.もFlora of Chinaのデータを使用している。学名で検索できる(学名+ foc)。
     植物智サイト https://www.iplant.cn/foc/Guidelinesにも掲載され、学名で検索できる(学名+ iplant)。
  11. Flora of North America(FNA)
     20000種を超え、コケ植物を含む。Bryophyte Flora of North Americaによりコケ植物1900種を扱う。学名で検索できる(学名+ fna)
  12. 米国農務省(USDA)
     United States Department of Agriculture(USDA)のAgricultural Research Service(ARS),Germplasm Resources Information Network(GRIN) により、英名や世界の分布域などを知ることができる。学名で検索できる(学名+grin 又は 学名+usda)。
  13. The University and Jepson Herbaria
     カリフォルニア大学バークレー校の研究所、図書館、資料館に集められた2つの収集データである。この標本館には合わせて約220万の標本を所有し、北アメリカ最大の収集の1つである。Jepson eFlora により、カリフォルニアの自生種、帰化種の検索ができる。アルファベット順の一覧から選択できる。学名でも検索できる(学名+ jepson)
     The University Herbarium(1895開設)世界の植物標本
     TheJepson Herbarium(1950開設)カリフォルニアの維管束植物専門
  14. CalPhotos
     カリフォルニア大学バークレー校の提供している写真データーベース。CalPhotos is a collection of 492,248枚の写真があり、世界中の植物、動物、化石、人、風景を対象としている。
  15. Moss Flora of China
     中国には2120種のコケ類があり、これは世界の約20%にあたり、このうちの約1500種が掲載され、更新されている。米国ミズーリ植物園(MBG)と中国科学院の共同で行われたThe Moss Project of Chinaの成果である。学名で検索できる(学名+ Moss Flora of China)
  16. Flora iberica
     植物学を専門とするスペインの科学雑誌。1980年に設立され、マドリ-ド王立植物園(スペイン)出版のPDF版が公開されている。左側の欄のFLORA IBERICAの中のGeneralidades, Clave general(pdf), Familias, GénerosをクリックしてPDF版(スペイン語)を閲覧できる。http://www.floraiberica.es/eng/
  17. Flora do Brasil 2020
     植物保護のためのグローバル戦略(GSPC-CDB)により、オンラインで2010年に初めてブラジルの植物種リストが発表された。Flora do Brasil 2020ではブラジルの植物相49988種が掲載され、菌類6320種も含まれる。Programa Reflora の中にHerbário Virtual Refloraと対に組み込まれている。ポルトガル語だけでなく、英語、スペイン語でも表示される。http://reflora.jbrj.gov.br/reflora/listaBrasil/ConsultaPublicaUC/ConsultaPublicaUC.do#CondicaoTaxonCP
  18. 被子植物系統学ウェブサイト Angiosperm Phylogeny Website (APweb)
     米国ミズーリ植物園(Missouri Botanical Garden)が管理しているウェブサイト。
     APG系統分類の系統樹、分類データを詳しく掲載している。用語解説もある。
    http://www.mobot.org/MOBOT/research/APweb/
  19.  
  20. National Gardening Asociations(NGA) のデータベースPlants Database
     National Gardening Asociations(NGA)はアメリカのバージニア州にある非営利団体。アメリカ合衆国立ではない。1973年に設立され、ガーデニングなど、植物ベースの教育等を行っている。
     データベースには会員からの703,770 種、写真422,186 枚が掲載されている。
     ヘメロカリスdaylily(Hemerocallis属) 83962種、アイリス(Iris属) 63877種、スイセン 26,410種、バラ 6678種、ギボウシ(Hosta属) 6033種
     Search Plants 欄に学名を入れ園芸種が検索できる。
     https://garden.org/plants/group/
  21. 王立園芸協会Royal Horticultural Society(RHS) Find a Plant
     園芸植物のデーターベース検索 https://www.rhs.org.uk/plants
     花や木、シダ類、野菜などいろいろな植物の検索ができる。特に、多数の園芸品種が掲載され、検索できる。
     https://www.rhs.org.uk/Plants/Search-Results?query=Helleborus
  22. Biodiversity Heritage Library(BHL)
     BHLは、自然史、植物、研究、国立図書館の世界的な共同事業体として活動し、世界的な生物多様性コミュニティの一環として、コレクションに所蔵されている自然史文献をデジタル化し、自由にオープンアクセスできるように提供している。
     https://www.biodiversitylibrary.org/
  23. Biodiversity Heritage Library(BHL)
     日本植物誌 Flora of Japan(1953),日本植物誌シダ遍(1957): in English p1-1066
     Japanese Plant Name Index(ローマ字):p951-983
     Index of Scientific Names:p984-1066
     https://www.biodiversitylibrary.org/item/95083#page/6/mode/1up
  24. 植物分類,地理/
     1巻(1932)~50巻(2001)
     https://www.jstage.jst.go.jp/browse/bunruichiri/1.50/0/_contents/-char/ja
  25. Acta Phytotaxonomica et Geobotanica
     52巻(2001)~73巻(2022)
     https://www.jstage.jst.go.jp/browse/apg/list/-char/ja
  26. 植物研究雑誌 The Journal of Japanese Botany
     巻号一覧
     https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjapbot/-char/ja
  27. 植物学雑誌 Bot. Mag. Tokyo
     1巻 (1887)11号一覧
     https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jplantres1887/1/11/_contents/-char/ja
  28. The Western Australian Flora
    Glossary of Botanical Terms
    https://florabase.dpaw.wa.gov.au/help/glossary
  29. V. F. Thomas Co.
    Botanical Latin Glossary
    http://www.vfthomas.com/botanicalLatinglossary.htm
  30. Flora of New Zealand
     Glossary Term
     https://www.nzflora.info/glossary.html
  31. 言語: ラテン語・ギリシャ語 (language)
     北海道大学の露崎史朗教授のラテン語・ギリシャ語の辞書
     https://hosho.ees.hokudai.ac.jp/tsuyu/top/dct/language-j.html
  32. A Grammatical Dictionary of Botanical Latin
     ラテン語の植物学用語辞書 Missouri Botanical Garden
     https://www.mobot.org/mobot/latindict/search.aspx
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