アカミゴケ 赤実木毛

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Flora of Mikawa

ハナゴケ Cladoniaceae ハナゴケ属

英 名 cup lichen
学 名 Cladonia pleurota (Florke) Schaer.
アカミゴケ2
アカミゴケ3
アカミゴケ
分 類 子嚢地衣類(Ascolichens)
生育形 鱗片状~樹状
大きさ 1~3㎝(高さ)
生育場所 低地~高山の地上
分 布 在来種  北海道、本州、四国、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ
撮 影 志賀高原   05.8.1
基本葉体は永存性(消滅するものもあり)、長さ2~5㎜、幅1~2㎜の鱗片状、縁が不規則に切れ込む。子柄 は帯黄灰緑色~灰緑色、中空、分枝せず、直立し、単一、高さ1~2(4)㎝、直径4~10㎜の棍棒状の盃になり、先がラッパ状になる。外髄と内髄があり、共生藻は外髄にある。盃の外皮層は顆粒状になり、顆粒状の粉芽をつける。子器 はレキデア型、果殻は炭化せず、盃縁又は盃縁から出た太い柄の先に、単一又は複数つき、直径1~3㎜。子器盤は凸面、赤色、老生すると褐色になる。胞子は1室、惰円形。粉子器は赤色。スポットテスト 地衣体:K-, C-,KC+黄色, P-  子器の盤:K+紫色。二次代謝物質はウスニン酸、イソウスニン酸 , ゼオリン、ベリジフロリン、子器の盤にはロドクラドン酸を含み赤色。