ワラビ 蕨
Flora of Mikawa
コバノイシカグマ科 Dennstaedtiaceae ワラビ属
中国名 | 蕨 jue |
[英名] | eastern bracken |
学 名 | Pteridium aquilinum (L.) Kuhn var. latiusculum (Desv.) Underw. |
高 さ | 100~200㎝ |
生活型 | 夏緑性 |
生育場所 | 日当たりのよい原野 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、モンゴル、ヨーロッパ、北アメリカ |
撮 影 | 岡崎市 04.5.15 |
根茎は密に栗色の毛があり、長く這い、群生する。葉は直立する。葉柄は褐色、長さ40㎝以下、基部には褐色の短毛があり、上部は無毛。葉身は草質、長さ20~80㎝、幅25~50㎝の三角形、2~3回羽状複葉~中裂、最下片が最大になる。小羽片の先は分裂せず、尾状になるのが特徴。裂片はわずかに内側に巻く。葉の裏面は多毛。胞子嚢群は葉の縁に沿って帯状につき、葉の縁が折れ曲がった擬包膜が覆う。擬包膜は膜質、縁毛がない。根茎で増え、胞子嚢群は稀にしかつかない。2n=104