ウスヒメワラビ 薄姫蕨

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Flora of Mikawa

イワデンダ科  Woodsiaceae ウスヒメワラビ属

中国名 亮毛蕨 liang mao jue
学 名 Acystopteris japonica (Luerss.) Nakai
ウスヒメワラビ葉
ウスヒメワラビの葉裏
ウスヒメワラビの葉の毛
ウスヒメワラビ
高 さ 40~80㎝
生活型 夏緑性
生育場所 暖地の山地林下
分 布 在来種  本州(東北地方南部以南)、四国、九州、中国
撮 影 三ヶ根山  04.9.12
根茎は直径2~4㎜、横に匍匐する。葉柄は長さ (6) 15~25(40)㎝、直径(1)2~3(4)㎜、 暗褐色~紫褐色、光沢があり、若いうちは鱗片が白い。葉身は柔らかく薄い草質、長さ (6)20~35(50)㎝、幅 (3.5)15~18(40)㎝の三角状卵形、3回羽状複葉、やや羽片が接するように密につく。最下羽片の上下の小羽片はほとんど同じ長さ。葉脈は裂片の鋸歯に達する。葉の両面の脈上に白色の透明な多細胞の長毛をつけるのが特徴。ソーラスは小さく、包膜は半球状。胞子は黄色、豆形~惰円形。2n=84,168