ヌリワラビ 塗蕨

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Flora of Mikawa

イワデンダ科 Woodsiaceae ヌリワラビ属

中国名 轴果蕨 zhou guo jue
学 名 Rhachidosorus mesosorus (Makino) Ching
Diplazium mesosorum (Makino) Koidz.
ヌリワラビの葉表
ヌリワラビの葉裏
ヌリワラビ
高 さ 50~70㎝
生活型 夏緑性
生育場所 山地のやや湿った林内
分 布 在来種 本州、 四国、九州、朝鮮、中国
撮 影 寸又峡  07.6.8
特徴のある美しいしだである。根茎は長く又は短く這う。葉柄は長さ20~40㎝、直径2~3㎜、赤褐色、漆塗りのように光沢があり、これが和名の由来である。中軸も赤褐色。葉身はやや光沢のある鮮緑色、草質、長さ30~40㎝、幅15~25㎝の三角形~卵状三角形、3回羽状複生。羽片には長さ2~4㎝の長い柄があるのも特徴。小羽片は8~15対つき、三角形、下部の小羽片には柄がある。ソーラスは中肋に接してつく。学 名のメソソールムは中央にソーラスがあるという意味である。