イヌシダ 犬羊歯
Flora of Mikawa
コバノイシカグマ科 Dennstaedtiaceae コバノイシカグマ属
中国名 | 细毛碗蕨 xi mao wan jue |
学 名 | Dennstaedtia hirsuta (Sw.) Mett. ex. Miq. |
高 さ | 20~40㎝ |
生活型 | 夏緑性 |
生育場所 | 日当たりのよい岩隙、土手 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア |
撮 影 | 鳳来町 04.3.21 |
夏緑性だが、暖地では秋葉は冬を越す。全体に白色の軟毛を開出し、小型。根茎は匍匐し、短く、灰色の長毛を密生する。葉柄は長さ9~14㎝、直径約1㎜、わら色で、灰色の長毛が密生する。中軸も同色、毛が密生する。葉はやや2形。胞子葉は直立しやや長く、栄養葉は横に広がる。葉身は長さ10~20㎝、幅4.5~7.5㎝、黄緑色、草質、毛が密生し、披針形、2(~3)回羽状中裂~深裂、縁が鋸歯状になる。胞子葉は裂片の縁にソーラスをつけ、包膜はコップ状、有毛。
コバノイシカグマは小さいときに似るが、葉幅が広い。オウレンシダは無毛で、光沢がある。
コバノイシカグマは小さいときに似るが、葉幅が広い。オウレンシダは無毛で、光沢がある。