ヒロハノトウゲシバ 広葉の峠芝

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Flora of Mikawa

ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae コスギラン属

別 名 トウゲシバ
学 名 Huperzia serrata (Thunb.) Trevis. form. intermedia (Nakai) Ching
Huperzia serrata (Thunb.) Trevis. var. intermedia (Nakai) Satou
Lycopodium serratum Thunb. var. intermedium (Nakai) Miyabe et Kudo.
Lycopodium serratum Thunb. forma. intermedium Nakai
ヒロハノトウゲシバのソーラス
ヒロハノトウゲシバの葉
ヒロハノトウゲシバの葉
ヒロハノトウゲシバ
高 さ 5~20㎝
生活型 常緑性
生育場所 山地の林下
分 布 在来種  本州(南部)、四国、九州、沖縄
撮 影 北山湿地     04.9.12
茎は斜上し、直立する。葉は幅2~5㎜、紙質~薄い革質、縁に鋭い鋸歯がある。ソーラスは葉の基部につき、二枚貝状の黄白色。ホソバトウゲシバの品種として分類されている。変種としていることもある。ホソバトウゲシバ、ヒロハノトウゲシバ、オニトウゲシバの3種に分類されているが、区別が困難なものも多く、合わせてトウゲシバとする見解が普通になってきている。
 ホソバトウゲシバは葉の幅が2㎜以下と狭い。オニトウゲシバは葉が大きく、葉幅が5㎜以上、葉柄が明瞭である。