ネズミノオゴケ 鼠の尾蘚
Flora of Mikawa
アオギヌゴケ科 Brachytheciaceae ネズミノオゴケ属
中国名 | 鼠尾藓 shu wei xian |
英 名] | Maximowicz's myuroclada moss |
学 名 | Myuroclada maximowiczii (Borcz.) Steere et W.B.Schofield |
分 類 | 蘚類 |
高 さ | 2~4㎝(長さ) |
生育場所 | 地上、岩上、木の根元、コンクリート溝中 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア、ヨーロッパ、北アメリカ |
撮 影 | 王滝園地 05.4.16 |
和名の由来は鼠の尾に似ていることから。植物体は中形、鮮緑色~淡緑色、マットをつくる。茎は這い、長さ8㎝以下、不規則に分枝し、枝が立ち上がる。枝は葉が密に覆瓦状につき、円柱状、光沢がある。枝葉は長さ1.5~2㎜(China
Moss : 長さ1.0~1.5 ㎜、幅0.8~1.2㎜ )のほぼ円形で、丸く凹む。葉先は円頭か、又は小突起状に尖り、全周に微歯がある。中肋は葉長の1/2~2/3。葉中部の葉身細胞は長さ35~45µm(China
Moss :長さ25~40µm、幅5~8µm)の菱形~長菱形。雌雄異株。蒴柄は長さ15~25((China Moss : 10~30) ㎜、赤褐色、平滑。蒴は傾いてつき、円筒形、非相称。蒴歯は2列。内蒴歯は外蒴歯とほぼ同長。n=10,11