きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 キシワタケ  黄皺茸
中 国 名 黄皱孔菌 huang zhou kong jun
英  名 orange netcrust
学  名 Pseudomerulius aureus (Fr.) Jülich
Merulius aureus Fr.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 イグチ目(Boletales)
科  属 イチョウタケ科  Tapinellaceae  キシワタケ属
 子実体は背着生~半背着生、厚さ300~400(1000以下)µmの膜質、長さ0.5~2㎝、幅1~2.5㎝に分離し、相互に接して大きくなる。子実層面は不規則なしわひだ状、初め黄色~橙黄色、古くなると暗黄褐色になる。周縁部はわずかに反転し、白色~黄白色。ひだしわ間の距離は0.5~1㎜。菌糸系は1菌糸型。菌糸は幅2.5~4µm、クランプがある。担子器は棍棒形、長さ13~18µm、幅4~4.5µm、普通、基部は厚壁、4小柄。胞子は無色(帯黄色)、平滑、長さ3~4(4.5)µm、幅(1.2)1.5~2µm、楕円形~長楕円形、非アミロイド、薄壁、小さな油滴がある。シスチジアは無い。
キシワタケ
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型 
栄養摂取 褐色腐朽菌 
発生場所 針葉樹(マツ等)の樹皮の剥がれ落ちた枯木、倒木
分  布 温帯域に広く分布
食  毒 不食
撮  影 静岡県 15.7.29
キシワタケ2
キシワタケ3
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