きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ブドウフウセンホコリ  葡萄風船埃
中 国 名 彩囊钙孢菌 cai nang gai bao jun
英  名 fungus-loving slime mold
学  名 Badhamia utricularis (Bull.) Berk.
分  類 アメーボゾア門 コノーサ綱  変形菌亜綱(Myxogastria) コホコリ目(Liceales)
科  属 モジホコリ科  Physaraceae  フウセンホコリ属
 世界に広く分布するが、それほど普通ではない。変形体は黄色、菌糸やきのこを食べることがあり、数時間できのこ全体を食べつくす。単子嚢体は密生し、灰色又は青灰色~真珠光沢のある紫色又は灰色、白色の脈があり、有柄ときに無柄。柄は帯黄色(わら色)、細く、弱く、ストロンのように這うことも多く、しばしば、分枝し、紐状に伸びてブドウの房状に掌状子嚢体を形成して垂れ下がる。変形膜は鈍い赤色、目立たない。外皮は真珠光沢があり、透明、石灰質の小さな顆粒がまばらにある。細毛体は繊細、石灰質の細管からなる網状、網目は均一、白色。胞子塊は反射光で鈍い黒褐色。胞子は明褐色~明紫褐色、球形、直径10~14µm、顕著ないぼ形、癒着して着合胞子を形成する。着合胞子を形成しないものをBadhamia magnaとして分類する見解もある。
ブドウフウセンホコリ
ブドウフウセンホコリ2
ブドウフウセンホコリ3
発生時期 秋に多い
大 き さ 微小 直径0.5~1㎜
栄養摂取 腐敗物
発生場所 腐木、きのこの上 
分  布 世界に広く分布
食  毒
撮  影 蒲郡市 16.9.12
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