キョウチクトウ科   Apocynaceae
分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids) -シソ類(Lamiids)-リンドウ目(Gentianales)
分布 熱帯、亜熱帯を中心に世界に約400属4000種が分布し、日本には約8属(テイカカズラ属、サカキカズラ属、ガガイモ属、カモメヅル属など)60種が自生する。
 旧分類のガガイモ科Asclepiadaceaeが含まれるようになった。
特徴 科名は「犬を遠ざける」の意味で、乳状の樹液は毒性がある。草本、中高木、低木、まれに亜低木、常緑の低木か高木が多く、つる性のものや草本の種もあり、一部多肉化する種もある。
キョウチクトウ科 Apocynaceae
 -インドジャボク亜科 Rauvolfioideae
 -キョウチクトウ亜科 Apocynoideae【旧キョウチクトウ科】
 -Secamonoideae亜科
 -ガガイモ亜科 Asclepiadoideae【旧ガガイモ科】
 -Periplocoideae亜科

 【旧キョウチクトウ科】 中高木、低木、つる性木、まれに亜低木、草本、乳液(latex)又はまれに水のような汁を含む。葉は単葉、対生まれに輪生又は互生、羽状脈。托葉は無又はまれに有。花序は集散花序、頂生又は腋生、小苞がある。花は両性、5(4)数性、放射相称。萼が5又はまれに4深裂、5数配列、普通、基部に腺.がある。花冠は5まれに4裂、高坏(たかつき)形salverform、漏斗形funnelform、つぼ形urceolate、まれに回転形rotat。裂片は左右に重なり、まれに敷石状。雄しべは5まれに4個、花糸は短い。葯はほとんど矢じり形sagittate、分離又は雌しべの頭につく円錐形に輻合(ふくごう connivent)し、縦に裂開、基部は球形、心形、矢じり形、又は空の距の中に長く伸びる。花粉は顆粒状。花盤は環状又は杯形、2~5裂又は欠く。子房は上位、まれに周位、合着又は分離、1又は2室。胚珠は1室に(1)2個~多数。花柱は1個。雌しべの頭は頭状、円錐形、ランプのかさ形、基部は柱頭、先は2個の割れ目があり、柱頭ではない。果実は液果、核果、蒴果、袋果。種子は種髪(coma)が有又は無、胚乳は厚く、しばしば角形、貧弱又は欠く。胚は直線状又はほぼ直線状。子葉はしばしば、大きく、幼根は円柱形。約155属、2000種。
 【旧ガガイモ科】
 草本、低木まれに中高木様、乳状又は頻度は低いものの澄んだ
乳液をもつ。葉は単葉、対生又はたまに輪生、非常にまれに互生、普通、明瞭な托葉は無い。葉縁はほとんど全縁。花序は頂生、腋生又は腋外生(extra-axillary)、集散花序、しばしば凝縮し、散形花序様、たまに総状花序様(bostrychium)。花は両性、5数性、放射相称。萼片は基部だけで繋がり、しばしば、湾曲部に5個以上の腺をもつ。花冠は合弁花、後屈~つぼ形~高坏形、裂片は敷石状~蕾では左右に重なる。副花冠(corona)が普通あり、花冠につく。雄しべは5個、普通、花冠筒部の基部につき、柱頭に付着し、肉柱体(ずい柱 gynostegium )を形成する。花糸は普通、合着し、子房を囲む管を形成する。葯は4室又は2室、しばしば、先端に膜質の付加物をもつ。花粉はゆるく含んだ4集粒(tetrad)、へら状のトランスレーター(translator)の上につき、基部に小球(corpusculum)があるか、又は花粉は光沢のある花粉塊(pollinia)に統合され、各々は葯の間につき、花粉塊柄(caudicle)を介して支帯(腺retinaculum =g land)につき、花粉団(pollinarium)をつくる。花粉団に花粉塊は2個又は4個。子房は2個、分離、上位、胚珠は多数。花柱は合着する。柱頭の頭部は肉質。果実は1又は2個の袋果。種子は多数、強く圧縮され、種髪(coma)をもつ。X=(8~)11(12)。約250属、2000種。
栽培 キョウチクトウ、ニチニチソウ、マンデビラなどが観賞用に栽培されている。
アリアケカズラ属 アリアケカズラ Allamanda cathartica L.
オオカモメヅル属  オオカモメヅル Tylophora floribunda Miq.
コカモメヅル Tylophora floribunda Miq.
ガガイモ属 ガガイモ Metaplexis japonica (Thunb.) Makino
シロバナガガイモ Metaplexis japonica (Thunb.) Makino form. albiflora Honda
カモメヅル属 アズマカモメヅル Cynanchum sublanceolatum (Miq.) Matsum. form. albiflorum (Frasnch. et Sav.) T.Yamaz.
イケマ Cynanchum caudatum (Miq.) Maxim.
イヨカズラ Cynanchum japonicum Morren et Decne.
クサナギオゴケ Cynanchum katoi Ohwi
コバノカモメヅル Cynanchum sublanceolatum (Miq.) Matsum.
シロバナクサナギオゴケ Vincetoxicum katoi (Ohwi) Kitag. form. albescens (H.Hara) Kitag.
スズサイコ Cynanchum paniculatum (Bunge) Kitag.
キジョラン属 キジョラン Marsdenia tomentosa Morr. et Decne.
キョウチクトウ属 キョウチクトウ Nerium oleander L..
サカキカズラ属 サカキカズラ Anodendron affine (Hook. et Arn.) Drucei
シタキソウ属 シタキソウ Jasminanthes mucronata (Blanco) W.D.Stevens et P.T.Li
チョウジソウ属 チョウジソウ Amsonia elliptica (Thunb.) Roem. et Schult.
テイカカズラ属 テイカカズラ Trachelospermum asiaticum Nakai
トウワタ属 トウワタ Asclepias curassavica L.
ニチニチソウ属 ニチニチソウ Catharanthus roseus (L.) G.Don
ビンカ属 ツルニチニチソウ Vinca major L.
フウセントウワタ属 フウセントウワタ Gomphocarpus fruticosus (L.) R. Br.
マンデビラ属 マンデビラ Mandevilla sp.
ライティア属 セイロンライティア Wrightia antidysenterica (L.) R.Br.
ルリトウワタ属 ルリトウワタ Oxypetalum coeruleum (D. Don ex Sweet) Decne.
TOP Back