キツネノマゴ科  Acanthaceae
分布 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)-シソ類(Lamiids)-シソ目(Lamiales)
分布 世界に約220属4000種が分布し、日本には5属6種が自生する。
特徴 科名は「とげ」の意味で、この科を代表するアカンサス(ハアザミ属)には鋭いとげがある。草本又は木本。平伏、直立、まれによじのぼり、1年草又は多年草、亜低木、低木、まれに小高木、普通、鐘乳体(cystolith)をもち、等葉性isophyllous(節に等長の対の葉をつける)又は不等葉性anisophyllous。枝は十字対生、円柱形~断面が角形、節がしばしば膨れ、ときに葉や苞や小苞の退化した刺がある。托葉は無い。葉は対生、まれに互生~輪生。葉身は全縁、鋸歯縁、円鋸歯縁、歯状、まれに羽状中裂する。花序は頂生又は腋生、穂状花序、総状花序、円錐花序又は花が密に束生し、まれに単生する。苞は花に1個又は二出集散花序(dichasial)が束生し、大きく、鮮やかな色又は小さく緑色、ときに刺になる。小苞はあり、又はまれに欠き、普通、花に2個。花は無柄又は有柄、両性、左右相称~類放射相称。萼は少なくとも基部で合着し、合片萼(synsepalous) 、普通、4又は5裂、まれに(ヤハズカズラ属)は全縁の円蓋状の環状又は10~20裂片になる。花冠は合弁花(sympetalous)、ときに花冠筒部の捻じれにより180度反転する。花冠筒部は円筒形~漏斗形。拡大部は類放射相称(例:5裂片が同形)又は左右相称(例:2唇弁を持ち、上唇弁は全縁~2裂、下唇は3裂片又はまれに1唇で3裂)。裂片は上向き又は下向きの渦巻管、5数配列(quincuncial)、蕾では捻じれ又は開く。雄しべは花冠上生(epipetalous)、花冠筒部に含まれ又は突き出し、2又は4個つき、二强雄しべ(didynamous)。花糸は分離、対に合着又は鞘で束になる(monadelphous)。葯は1又は2個の葯室がある。葯室は平行~垂直、等しく挿入~重なり、球形~線形、基部は無突起(muticous)又は距状突起(spurred)、普通、縦に裂開する。仮雄しべは0~3個、小さな突起があり、又は不稔の花糸がある。花盤は環状、子房の基部に蜜を作る。子房は上位、2室、中軸胎座、室に2個~多数の胚珠をもつ。花柱は糸状、1個。柱頭は漏斗形又は2裂、裂片は1又は2個とも反曲又ははね返る。果実は胞背裂開蒴果(loculicidal capsule)、有柄又は無柄、2室、爆発的に裂開し、2個~多数の種子を入れ、先は嘴が有又は無、隔壁は付着したまま又は熟した蒴果の内壁から分かれる。種子は普通、鈎状の組織体((jaculator[射出機] 又は retinaculum[支持帯]又は弾糸ともいわれる;蒴果の隔壁につく)の上に生じるか又は組織体を欠く。表面は平滑又は粗く、短毛があるか又は毛状突起を欠き、ときに、湿時に広がる吸湿性の毛状突起がある。
栽培 アフェランドラ、ヘリトリオシベ(クロサンドラ)、コエビソウ、ヤハズカズラのような観葉植物や観賞用の花が栽培されている。
オギノツメ属 オギノツメ Hygrophila ringens (L.) R. Br. ex Steud.
キツネノマゴ属  キツネノマゴ Justicia procumbens L. var. procumbens
コエビソウ Justicia brandegeeana Wassh. et L.B.Sm.
シロバナキツネノマゴ Justicia procumbens L. var. leucantha Honda
ハアザミ属 ハアザミ Acanthus mollis L.
ハグロソウ属 ハグロソウ Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek. var. subrotunda (Matsuda) Murata et Terao
ヘリトリオシベ属 ヘリトリオシベ Crossandra infundibuliformis (L.) Nees
ヤハズカズラ属 ヤハズカズラ Thunbergia alata Bojer ex Sims
ルイラソウ属 ヤナギバルイラソウ Ruellia simplex C.Wright
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