ホシクサ科  Eriocaulaceae

分類 被子植物(angiosperm)-単子葉類(Monocots) -ツユクサ類(Commelinids)-イネ目(Poales)
【ホシクサ科の属】
Actinocephalus、Blastocaulon、Eriocaulon(ホシクサ属)、Lachnocaulon、Leiothrix、Mesanthemum、Paepalanthus(オクトネホシクサ属)、Philodice、Rondonanthus、Syngonanthus(シンゴナンツス属)、Tonina(トニナ属)
分布 世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に世界に約11属約1200種が分布し、日本にはホシクサ属の30種が自生する。
特徴 草本、1年草、多年草。葉はロゼット状につき、草質、線形、たまに細い糸状、しばしば薄く、透き通り、穴があり(fenestrate) 、基部は鞘になる。花序は頭状、球形~卵形。花茎は細く、捻じれ、角があり、基部は葉身のない筒状の鞘に囲まれる。花は2又は3数性、苞があり、同じ頭状花序に雄花と雌花がつく。雄花は萼片が2又は3個、合着又は分離、花弁は2又は3個、しばしば不明瞭。雄しべ6個。雌花は萼片が2又は3個、分離又は合着。花弁は0~4個、分離。子房は(1~)3室。胚珠は室に1個、基底。花柱は1個、1~3分枝する。果実は蒴果、薄く、胞背裂開。種子は小さく、外種皮は普通、網状で刺状。胚乳は豊富、でんぷん粒。
栽培 ホシクサがキレニウムという名で栽培されている。イヌノヒゲなども栽培用に販売されている。
ホシクサ属 イトイヌノヒゲ Eriocaulon decemflorum Maxim.
イヌノヒゲ Eriocaulon miquelianum Koernicke.
シラタマホシクサ Eriocaulon nudicuspe Maxim.
シロイヌノヒゲ Eriocaulon sikokianum Maxim.
ニッポンイヌノヒゲ Eriocaulon taquetii Lecomte
ヒロハイヌノヒゲ Eriocaulon robustius (Maxim.) Makino
ホシクサ Eriocaulon cinereum R.Br.
ミカワイヌノヒゲ Eriocaulon mikawanum Satake et T.Koyama