ホルトノキ科 Elaeocarpaceae

分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-バラ類(Rosid)-COMクレード(COM clade)-カタバミ目(OXalidales)
トレマンドラ科(Tremandraceae)の3属(Tremandra、Platytheca、Tetratheca)がホルトノキ科に含められた。
【ホルトノキ科の属】
Aceratium、Aristotelia、Crinodendron、Dubouzetia、Elaeocarpus(ホルトノキ属)、Platytheca、Sericolea、Sloanea、Tetratheca、Tremandra、Vallea Peripentadenia
分布 世界の熱帯から亜熱帯にかけて約12属約600種が分布し、日本にはホルトノキ属4種が分布する。
特徴 中高木又は低木。常緑又は半常緑。葉は互生し、まれに対生、托葉は有又は無、葉柄があり、単葉、羽状脈。花序は腋生又は頂生、総状花序、散房花序、円錐花序、ときに花が束生又は単生。花は両性又は雌雄混株、4又は5数性、放射相称、苞は有又は無。萼片は4又は5、基部で合着又は分離、普通、敷石状。花弁は4又は5個、ときに欠き、敷石又は覆瓦状、縁は規則に切れ込み(laciniate)、まれに全縁。雄しべは8個~多数。花糸は分離、花盤の上につく。葯は2室、先又は縦の隙間から裂開し、芒又は尖りがあり、先が有毛。花盤は円形又は分裂し腺がある。子房は上位、室は2~数個、中軸胎座。胚珠は室に2~数個。花柱は合着又は分離。果実は核果又は蒴果。種子は胚乳が豊富。胚は平ら。
栽培 庭園用としてホルトノキが植えられている。
ホルトノキ属 ネッタイスズラン Elaeocarpus grandiflorus Sm.
ホルトノキ Elaeocarpus zollingeri K.Koch