ザゼンソウ  座禅草
[別名] ダルマソウ
[中国名] 臭菘 chou song
[学名] Symplocarpus renifolius Schott ex Tzvelev
Symplocarpus foetidus Nutt. var. latissimus (Makino) Hara
Symplocarpus foetidus Salisb. ex W.P.C.Barton       広義
サトイモ科 Araceae  ザゼンソウ属
三河の植物観察
ザゼンソウの花
ザゼンソウの花2
ザゼンソウの肉穂花序
ザゼンソウ
 ミズバショウと同じような場所に生え、ミズバショウより花期が早く、雪が残る早春から見られる。三河には自生しないが、あてび平で見ることができる。ザゼンソウとアメリカザゼンソウをまとめて広義にSymplocarpus foetidus とすることもある。
 根茎は地下性、直径7㎝。葉は花後に出て、ロゼット状につき、葉柄は長さ40㎝以下、幅約1㎝。葉身は長さ30~40㎝、幅30~40㎝又は33㎝程度になり、中脈は非常に強く、1次の側脈は5対、先に向かって斜上し、最下の脈は基部の裂片に伸びる。葉の出る前に開花する。花序は普通、単生。花序柄は緑色で紫色を帯び、長さ7~13(20)㎝、幅約1㎝。仏炎苞は斑紋や斑点はなにもなく、単純な紫色~黒紫色、まれに緑色、舟形、長さ8~20㎝、幅5~12㎝、 強い革質、先は尖鋭形、ミズバショウより小形。肉穂花序は楕円形、長さ2~2.5㎝、幅約1.2㎝。花は密につき、花の直径3~3.5㎜。萼片はピンク色を帯び、葯室は黄色。 2n=60
 アメリカザゼンソウSymplocarpus foetidus は北アメリカに分布し、polecatweed, skunk-cabbageと呼ばれている。葉は長さ10~60㎝、幅7~40㎝。葉柄は長さ5~57㎝。仏炎苞は長さ6~13(18)㎝。肉穂花序は短い柄があり、長さ2~3㎝、幅1.5~3㎝。 果序は長さ4~7(10)㎝。 種子は直径7~15㎜、褐色。2n=60
 ヒメザゼンソウSymplocarpus nipponicus は日本、朝鮮、中国に分布し、葉の展開と同時に夏、開花する。2n=30
[花期] 3~5月
[草丈] 10~20㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 湿地
[分布] 在来種  北海道、本州、中国、ロシア
[撮影] あてび平(長野県)  06.3.21
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