ユキザサ 雪笹

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Flora of Mikawa

キジカクシ科 Asparagaceae マイヅルソウ属

中国名 鹿药 lu yao
学 名 Maianthemum japonicum (A. Gray) LaFrankie
Smilacina japonica A. Gray.
ユキザサの花序
ユキザサの花
ユキザサの果実
ユキザサ
ユキザサ葉
花 期 5~7月
高 さ 20~70㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の林内
分 布 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
撮 影 豊田市(旭町)  05.5.1
キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。ユキザサ属 Smilacina に分類されることもある。
 和名の由来は葉が笹の葉に似て、花が雪のように白く、細かいことから。高さ20~70㎝。根茎は這い、円柱状~数珠状、幅7~10㎜。葉は長さ6~15㎝、幅3~7㎝の卵状長楕円形、基部は円く、先が尖る。円錐花序は長さ3~6㎝、花が10~25個ほどつく。花軸は有毛。花被片は白色、狭長楕円形、長さ3~4㎜、幅約1.5㎜。雄しべは花被片より短い。花柱は長さ0.5~1㎜。柱頭は丸くなるか、3浅裂する。果実は直径5~6㎜の球形、熟すと赤色になり、種子が1~2個入る。2n=36。花期は5~7月。
 亜高山帯で見られるヒロハユキザサは葉の幅が広く、花が淡緑色。