ヤツタカネアザミ  八高嶺薊
[学名] Cirsium yatusalpina Kadota et Y.Amano
キク科 Asteraceae アザミ属
三河の植物観察
ヤツタカネアザミの花
ヤツタカネアザミの蕾
ヤツタカネアザミの葉
  
ヤツタカネアザミ
 和名の由来は八ヶ岳の高山帯に生えることから。根生葉は花期にはなく、茎葉は長さ12~22㎝の狭卵形~楕円形で、中裂又は深裂し、裂片は4~7対、基部は茎を抱く。頭花は淡紫色で直径3~4㎝、長い花柄の先に点頭する。総苞は幅約2㎝の鐘形~椀形。総苞片は6~7列、長く、開出し、反り返る。腺体がないため、総苞は粘らない。2n=68。
 ヤツタカネアザミはヤツガタケアザミと混同されていたが、1991年に新種として認識されたものである。ヤツタカネアザミには腺体がなく、総苞がねばらない点などでヤツガタケアザミと、はっきり区別される。ヤツガタケアザミはその後、八ヶ岳周辺では確認されず、これによく似たものが群馬、栃木、福島の県境に位置する三国山地(日光周辺)を中心に分布する。これがオクヤマアザミ(オネトネアザミ)Cirsium ovalifolium (Franch. et Sav.) Matsum. である。
 ナンブアザミは頭花が小さく多数つき、総苞片が8~9列。
[花期] 8~9月
を[草丈] 70~15㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 高草原、亜高山帯の林縁
[分布] 在来種(日本固有種) 八ヶ岳周辺の高地
[撮影] 八島ケ原湿原  03.8.7
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