ヤマイワカガミ  山岩鏡
[学名] Schizocodon ilicifolius Maxim. var. intercedens (Ohwi) T.Yamaz.
Schizocodon intercendens (Ohwi) T.Yamaz.
イワウメ科 Diapensiaceae  イワカガミ属
三河の植物観察
ヤマイワカガミの花
ヤマイワカガミの雄しべと雌しべ
ヤマイワカガミの花後
ヤマイワカガミの葉
ヤマイワカガミ
ヤマイワカガミ冬の紅葉
 ヒメイワカガミの変種。冬は紅葉する。
 葉は長さ3.5~10㎝の卵形、基部は心形。葉の縁には刺のついた(7)10~19対の三角状の鋸歯がある。表面は光沢があり、裏面は粉白色。葉柄は長さ3~7㎝。花は直径1~1.5㎝、白色~淡紅色、花冠の先が細かく裂ける。雄しべ5個。仮雄しべ5個は短い。雌しべ1個、柱頭は濃いピンク色。萼片は5個。
 ナンカイイワカガミ(=ナンカイヒメイワカガミ)(var .nankaiensis T.Yamaz.)は花が白色で、葉先が尖り、葉の鋸歯が少なく、3~6対。
 三河の低山にあるものは白花がほとんどであるが、淡紅色もあり、葉の鋸歯が6~13対程度と多く、ヤマイワカガミとナンカイイワカガミとの中間形といえるものである。これをナンカイイワカガミに含めるという見解もあり、最近ではナンカイイワカガミとしていることもある。
 母種のヒメイワカガミは本州(中部地方以北)に分布し、葉の基部に鋸歯がなく、葉の鋸歯が2~5対と少ない。
 イワカガミやコイワカガミは山地~高山に分布し、葉が丸い。
[花期] 4~5月
[草丈] 10~20㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林内、林縁のやや乾いた場所
[分布] 在来種   本州(中部地方、東海地方)の太平洋岸
[撮影] 北山湿地  05.4.16
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