ヤマボウシ  山法師
[別名] ヤマグワ
[英名] Japanese Dogwood
[学名] Cornus kousa Hance
ミズキ科 Cornaceae  ミズキ属
三河の植物観察
ヤマボウシの花横
ヤマボウシの総苞片
ヤマボウシの花
ヤマボウシの葉の裏
ヤマボウシの幹
ヤマボウシ
ヤマボウシ花
 和名の由来は頭巾をかぶった坊主頭に似ていることから。
 幹は暗赤褐色、老木は不規則に樹皮が剥がれる。枝は平滑、長い皮目の線がある。葉は対生し、長さ4~12㎝の楕円形~卵円形、質が薄く、縁が全縁で波打ち、葉脈が深い。 葉裏は淡緑色、脈腋に毛藪がある。葉柄は長さ5~10㎜。花弁のようにに見えるのは総苞片。4個の大きな総苞片の中心に小さな淡黄緑色の花が20~30個集まって、球状につく。総苞片は先が尖り、開花初期には緑色、次第に白色になる。雄しべ4個、雌しべ1個。果実は直径1~1.5㎝の球形の集合果であり、秋に赤く熟すと、甘くて美味い。
 ヤマボウシを基準亜種とし、石垣島、西表島に自生するものがヤエヤマヤマボウシ subsp. chinensis として分類されている。中国にはヤマボウシはなく、ヤエヤマヤマボウシがある。中国名は四照花 (si zhao hua)という。葉の質が厚紙質。葉裏は粉白色、ときに曲がった白毛がある。花柄の基部は明瞭に輪状に膨らみ、枝に丸い皮目が密にある。ただし、中国のものは果実が赤く熟し、石垣島のものは黄色く熟し、別種ではないかともいわれている。
 総苞片が紅色のものはベニヤマボウシという。
 公園によく植えられているハナミズキは北アメリカ原産であり、総苞片の先が凹み、果実は集合果にならず、長さ1㎝ほどの多数の赤い果実がつく。
[花期] 5~6月
[樹高] 10~15m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 山地
[分布] 在来種 本州、四国、九州、沖縄、朝鮮
[撮影] 面ノ木天狗棚  03.7.5
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